スナックの開業資金はいくら必要?失敗させないコツとは

スナックの開業資金はいくら必要?失敗させないコツとは

目次

  1. 1.スナックって儲かるの?知っておきたい経営のノウハウ
    1. 常連客を増やそう
    2. 「ママ」の人柄でコミュニティを作ろう
    3. ターゲットによりカラオケの必要性を判断しよう
  2. 2.スナック経営の準備!かかるお金と必要な資格
    1. スナックの開業に必要な資金
    2. スナック経営に必要な資格
  3. 3.スナック開業にあたり頼れる融資&助成金
    1. 日本政策金融公庫
    2. 創業補助金
  4. おわりに

スナックを開業するためには、約500万円の資金が必要だと言われています。本記事では開業までに必要な資金や申請、補助金などスナック経営を成功させるためのノウハウをご紹介致します。

1.スナックって儲かるの?知っておきたい経営のノウハウ

未経験での参入が難しいというイメージがあるスナックですが、経営のノウハウを知っていれば、リピーターに恵まれた店作りができます。スナックの経営者の月収は50~200万円と、経営スタイルやお店の規模によって幅があります。

売上は店舗責任者(ママ)の手腕により左右される部分があり、多くの顧客にリピーターになってもらえることが、開業が成功する鍵です。

常連客を増やそう

スナックで儲けるためには、他の飲食店と同様にリピーターを増やさなければなりません。常連客を獲得するためには、顧客のニーズに合わせたコンセプトや雰囲気作りと、ハイレベルな接客スキルが必要です。

常連客を増やすためには、店舗責任者の人脈だけでなく、初めての来店されたお客様に好印象を感じてもらうことが大切です。これまでのリピーターを大切にしつつも、一見さんに心地良い居場所として認めてもらえるようなスナックの雰囲気作りをしていきましょう。

「ママ」の人柄でコミュニティを作ろう

スナックが他の飲食店と大きく異なるのは、店舗責任者である「ママ」の人柄によって、売上が大きく左右される点です。飲食物の美味しさというよりも、「ママ」の人物に惹かれて常連客が増え、結果としてスナックが一つのコミュニティを形成します。多くのスナックが開業し、その大部分が廃業をする中で、生き残るスナックはこういったコミュニティとしての役割を果たしていると言われています。

ターゲットによりカラオケの必要性を判断しよう

一般的にスナックといえばカラオケがあるイメージがありますが、昨今ではカラオケのないスナックも少なくありません。カラオケは顧客が気持ちよく歌うことで満足度をより高められるものですが、スナック初心者の中には歌うことにハードルの高さを感じる方や、そもそもカラオケが苦手な方もいらっしゃいます。

カラオケ機器の導入にはコストがかかり、お客様とデュエットをすることで風俗営業店という扱いになるという注意点もあります。その点も加味した上で、客層のターゲットに合わせてカラオケの必要性を判断してみてください。

2.スナック経営の準備!かかるお金と必要な資格

スナックを経営するために必要な資金と、資格についてお伝えします。

スナックの開業に必要な資金

スナックの開業に必要な資金は飲食業のなかでは相対的に少なく済むと言われています。店舗の規模にもよりますが500万円程度と想定されます。その内訳は、物件を取得するための費用や、内装や外装の工事費用が大部分を占めており、その他什器や備品の購入も必要です。常連客を作るためには、店舗のコンセプトが定まっていることが欠かせません。

そのため、外装や内装の工事費用がかさむことがあります。また、カラオケ機器の購入やリースのための費用も高額で、店内での演奏には著作権料が発生します。なるべく開業の初期費用を抑えたいなら、前のテナントの設備が残っている居抜き物件を利用するなどの工夫が必要です。

スナック経営に必要な資格

スナックを経営するためには、通常の飲食店よりも多くの資格や申請の手続きが必要となります。まず、飲食物を提供するために、地域の保健所から「飲食店営業許可」を得ます。それから、食品衛生責任者の資格が必要です。0時以降まで営業してお酒を提供する場合には、所轄の警察署に「深夜酒類提供飲食店営業」の申請をしなければなりません。さらに、接客スタイルによっては「風俗営業許可」が必要となることがあります。

顧客の隣に座ったり、カラオケでデュエットをしたり、こういった接待行為がある場合には、風俗営業店という扱いになります。手続きが多岐に渡り大変ですが、風営法違反にならないように申請をしっかりしましょう。

3.スナック開業にあたり頼れる融資&助成金

スナックを開業するにあたって使える融資や助成金をご紹介します。

日本政策金融公庫

スナックの開業のために融資を受けるときは、日本政策金融公庫が利用できます。こちらは、国が運営している金融機関です。無担保・無保証人で融資を受けられる、スナック開業において頼りにしやすい制度もあります。比較的金利が低く、審査までの期間が短いことでも知られています。新たにスナック経営を始めるなら、開業資金調達のために利用してみてはいかがでしょうか。

創業補助金

「創業補助金」とは、飲食店を創業するために、中小企業庁から補助を受けられるというものです。上限額は200万円で、その対象となる経費は、店舗の借入金・人件費・広報費など多岐にわたります。補助の対象となる経費の3分の2にあたる補助を受けられるということで、スナック開業では「満額」を受け取れる可能性があります。

おわりに

一般的な飲食店と異なる特徴があるスナックは、店舗責任者である「ママ」の人柄によって、売上を高めることができます。多くの常連客の居場所となれるようなコミュニティを形成して、売上を立てていきましょう。スナックを開業するためには、他の飲食店よりも多くの資格や申請が必要となります。ルールを守り、顧客が安心して利用できるスナック経営のためにも、漏れのないようにチェックをしておきましょう。

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