お金のやりくりの第一歩は開業資金から!飲食店スタートに必要な費用

お金のやりくりの第一歩は開業資金から!飲食店スタートに必要な費用

目次

  1. 1.飲食店開業には700~1200万は必要
  2. 2.物件の取得にまつわる費用
    1. 保証金(敷金)
    2. 礼金
    3. 仲介手数料
    4. 造作譲渡費
    5. その他物件の取得にまつわる費用
  3. 3.開業準備にまつわる費用
    1. 厨房設備費
    2. 外装工事費
    3. 内装工事費
    4. 広告費
    5. その他
  4. 4.あなたのプランをシミュレーションしましょう
  5. おわりに

飲食店を開業するとしたら、どんなものに、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。一般的には700~1200万円かかると言われる飲食店の開業ですが、その内訳についてご紹介します。憧れの飲食店経営を成功へ導くために、十分な資金を用意しておきましょう。

1.飲食店開業には700~1200万は必要

飲食店を開業するためには、店舗の規模や業態にもよりますが、700~1200万円が必要だと言われています。その中でも特に大部分を占めるのが、物件の取得にまつわる費用と、その他の開業準備にまつわる費用、そして運転資金です。

飲食店を開業する際には、専門的な厨房設備を整えるために、工事費用がかさみやすくなります。なるべくコストを抑えるためには、過去に飲食店として使われていた「居抜き物件」を利用するといった工夫ができます。

また、飲食店を開業してから数ヶ月は、黒字を出せなくても営業を続けられるように、6~12ヶ月分の運転資金を用意しておきましょう。以下では、飲食店の開業に必要となる費用について詳細にご紹介いたします。十分に資金調達をして、計画的に開業準備を進めましょう。

参考

http://www.columbus-egg.co.jp/faq/faq03_03/

2.物件の取得にまつわる費用

飲食店を開業するにあたって必要となる、物件の取得にまつわる費用についてお伝えします。10~16ヶ月分の賃料を目安に、資金を用意しておくと安心です。どのような費用がかかるのか、ぜひご参考になさってください。

保証金(敷金)

一般的な住居でいうところの敷金にあたる費用は、店舗の場合「保証金」と呼ばれることがあります。敷金は退去するときに原則として返却され、家賃の6~12ヶ月分を支払います。

礼金

礼金は、賃貸契約をしたときに支払います。退去しても返却されません。礼金は賃料の2~3ヶ月分が目安です。

仲介手数料

物件の仲介をしている不動産会社に支払う手数料のことです。賃料の1~2ヶ月分を支払います。

造作譲渡費

居抜き物件を借りるとき、そのお店の設備まで含めて借りるために必要となる費用のことです。飲食店の場合、厨房設備に加えて業務用の電話やFAX、レジスターや食券販売機、テーブルやイスなども造作譲渡費に含まれます。

その他物件の取得にまつわる費用

物件の取得にまつわる費用は、他にも下記のような例があります。

  • 火災保険:物件の賃貸契約を結ぶとき、火災保険への加入を求められることがあります。飲食店は火を使う仕事だからこそ、火災への万全の体制を整えておきましょう。
  • 家賃保証会社保証料:万が一賃料が払えなくなったとき、保証会社からの保証を受けるために必要な費用です。この場合、保証会社が契約の際の連帯保証人となります。

参考

https://kai-gyou.com/okane/

http://abiko-fudousan.jp/category/useful/3/

http://insyokukaigyo.com/guide/rent-guarantee-company/

https://misesapo.jp/archives/2442

3.開業準備にまつわる費用

飲食店を開業するためには、高額な工事費用がかかります。なるべく費用がかさむのを抑えつつ、かつ開業時のコンセプトに沿った店舗づくりをしていきましょう。

厨房設備費

飲食店として営業するために必要となる、冷蔵庫・食洗機・フライヤーなどの専門的な厨房設備を用意するための費用です。

外装工事費

店舗の外装を工事するための費用です。コンセプトに合ったデザインの外装に仕上げるとともに、店舗の顔となる看板を設置しましょう。工事には30万円程度が必要です。

内装工事費

店舗の内装を工事するための費用です。顧客が気持ちよく食事できる清潔感があり、かつコンセプトに合った内装に仕上げてください。ガス・水道・トイレなどの設備も整えます。

広告費

店舗の存在を多くの顧客に知らせるために、ホームページやSNSアカウントを開設して広告を出したり、チラシを配布したりするための費用です。

その他

スタッフのユニフォームやレジスターなど、店舗の備品を購入するための費用です。その他にも、飲食店の営業をスムーズにするためのシステム導入など、金銭的なコストを払うことでスタッフの負担を軽減できるかもしれません。

参考

https://96-5.co/Sow

4.あなたのプランをシミュレーションしましょう

具体的な飲食店開業のプランが定まったら、実際に飲食店を開業した場合、どれくらいの売上が見込めるのかをシミュレーションしてみましょう。インターネット上には、店舗の基本的な情報を入力することで、見込める収入を簡易的に計算するシステムがあります。複数のサイトを利用して、開業のためにかかる金額をざっくりと見積もってみてください。

憧れの飲食店開業ですが、準備が十分に整っていない状態でスタートすると、最悪の場合資金不足に陥ってしまうおそれがあります。店舗を継続させるためには、開業前の計画をしっかりと立てておくことが必要です。必ずしもプラン通りに進むとは限りませんが、開業を成功させるために、できるだけのことをしておきましょう。

参考

http://www.columbus-egg.co.jp/knowhow/simulation_open.php

おわりに

飲食店を開業するためには、700~1200万円が必要となります。その内訳は、物件の取得にまつわる費用や、開業準備にまつわる費用など、多岐にわたります。店舗の規模や業態に合わせて、これから開業する店舗でどれだけの費用がかかるのか、シミュレーションしてみてください。

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