フリーランスとは?どんな仕事や働き方があるの?
目次
ランサーズが2018年4月に発表した、「【ランサーズ】フリーランス実態調査2018年版」によると、日本国内に存在するフリーランスの数は、2018年時点で1,119万人。しかし、フリーランスとは何か、どのような仕事をしている人なのかについてすぐ浮かぶ人は少ないでしょう。
フリーランスとは何か、どんな仕事があるのか、どんな人が多いのか、について見ていきます。
フリーランスとは?
フリーランスとは、特定の企業や団体に所属することなく、仕事によって契約を結ぶ働き方のこと。法人を設立している場合でもフリーランスと呼ぶことがあります。
企業や団体に所属しないため、収入や休日は本人の業務遂行能力や営業力、進め方に依存することがほとんど。また、雇用ではないため、労働基準法に守られない働き方となります。そのため、考えることや、やることも増えるでしょう。
フリーランスの仕事
フリーランスとして携われる仕事は多岐にわたります。一体どんな仕事があるのか、見ていきましょう。
接客、作業系
・イベントコンパニオンやレースクイーンといった仕事をする人たち
・建設現場や工場などで働く人たち
・書類作成やデータ入力など事務関連の仕事をする人たち
ビジネス系
・企画や広報、営業代行などビジネスに関する事柄を行う人たち
IT、クリエイティブ系
・プログラマーやWEBデザイナーといったITに関する仕事をする人たち
・ライターやイラストレーター、デザイナーといったといったコンテンツを生み出す人たち
コンサルタント・カウンセラー系
・経営・人事といった特定分野のコンサルタントを行う人たち
・講師やカウンセラーなど人に対して何らかのサポートをする人たち
アーティストや職人系
・作曲や作画といった芸術に関する仕事をする人たち
・調理師や美容師など免許を取得して特定の技能のもと仕事をする人たち
士業
・司法書士や弁護士など専門性の高い国家資格を持って仕事をする人たち
これはあくまでも大きな区分です。たとえば、エンジニアと一口にいっても、インフラエンジニアやサーバーエンジニアなど幅広いですよね。同様に、実際はもっと多くの仕事がフリーランスに含まれるのです。
フリーランスの現状は?働き方や実態についても知りたい!
ランサーズが発表した「【ランサーズ】フリーランス実態調査2018年版」を見てみましょう。
経済規模は2018年時点で20兆円を超え、人口は1,119万人。2015年時は913万人でしたので、成長率は22.6%となります。
またフリーランスといってもその中でまた働き方が変わります。
- 団体や企業に雇用されつつ、副業ではフリーランスという副業系の働き方
- 2社以上の企業と契約を元にして働く複業系の働き方
- 完全に独立して働く自由業系の働き方
- 個人もしくは法人として一人で経営を行う独立した自営業系の働き方
実態について見ていくと、仕事に対する満足度が高い傾向にあります。理由のトップは「自分の能力を生かせていると感じる」で57%。次いで、「収入が増えた」32%、「ワークライフバランスが良くなった」31%と続きます。
しかし、「収入が安定しない」45%と収入への不安を感じる回答も多いです。次点は「社会的信用を得るのが難しい」17%ですので、半数近くが収入への不安を抱えていると分かるでしょう。
フリーランスの開業に必要なものはない!自分が名乗れば今日からフリーランスとして働ける!
フリーランスを始める際に必要なものはありません。自分がフリーランスだと名乗ればその日からフリーランスになれるのです。
開業届は、ペナルティがないため提出しなくても問題ありません。しかし、開業届を出せば特別控除や赤字の繰り越しなど特典の多い青色申告が可能となります。提出したほうが得といえるでしょう。
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