介護ビジネスを始めたい!どんな種類があるの?

介護ビジネスを始めたい!どんな種類があるの?

目次

  1. 介護付有料老人ホーム
  2. 通所介護
  3. 訪問介護
  4. グループホーム
  5. サービス付き高齢者住宅
  6. まとめ

本格的な高齢化社会到来を前に「介護ビジネスを始めてみたい」と、考えている人もいるでしょう。実際、現在の介護業界は新規参入が相次いでいて、寡占化はそれほど進んでいません。それでいて、介護関連の市場規模は20兆円まで拡大するという予測もあり、中小規模の事業者でも十分ビッグチャンスが見込めるというわけです。

介護ビジネスと一口にいっても、さまざまな種類があり「何に取り組むか」が成功のカギを握っているといっても過言ではありません。それぞれの介護ビジネスの特色を紹介しましょう。

介護付有料老人ホーム

介護付有料老人ホームは介護ビジネスの中核をなす存在です。現在、全国各地で介護付有料老人ホームの建設が進んでいます。ただし、特定施設入居者生活介護というサービスを提供する認可を受けることが必須ですし、億単位の建設費がかかるでしょう。

介護付有料老人ホームには要介護者だけが入居できる介護専用型と、自立・要支援の方も受け入れる混合型があります。いずれにせよ、生活支援、介護、レクリエーションを各入居者の状態に応じて提供しなければいけません。介護スタッフ、看護スタッフ、リハビリスタッフなどの人材が必要です。

通所介護

いわゆるデイサービスを提供する施設です。介護スタッフ、看護スタッフ、リハビリスタッフの他に生活相談員の配置が必須となります。また、要介護者を車で送迎することになるので、運転手、専用送迎車、駐車場なども確保しなければいけません。

民家を改装した小規模通所介護施設を成功させている例も少なくありません。ただし、たとえ少人数制でも1人あたり3平方メートルの食事スペース、機能訓練スペースが必要となる点に注意してください。

訪問介護

訪問介護とは、高齢者の自宅に介護福祉士などが訪問し、食事・入浴・排泄などの介助を行うことです。料理や洗濯などの家事、通院の付添いなどをすることもあります。介護スタッフが報告書作成などの事務処理を行う事務所スペースがあれば十分なので、誰でも参入しやすい介護ビジネスともいえるでしょう。

グループホーム

グループホームとは5~9人程度の認知症の方が、介護や支援を受けつつ自宅のような環境で共同生活する施設です。個人の生活を尊重することにより、認知症の進行を緩和させることを目的としています。7.43㎡以上の1人用個室、共同のリビングルームや食堂などが必要です。介護スタッフのみで、看護スタッフは常駐しなくても構いません。

サービス付き高齢者住宅

サービス付き高齢者住宅とは、まだ介護が必要ない高齢者のための施設です。高齢者の生活を見守れるように完全バリアフリー化されていなければいけません。ただし、他の施設と違ってサービス付き高齢者住宅の設立に際しては国からの補助金や助成金を受け取ることができ、税制優遇もあるので、活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

以上のように介護サービスは多種多様ですが、大きな施設を建設するにはどうしてもまとまった資金が必要になります。実際のところ、一個人が介護付有料老人ホームなどを経営するのは難しいかもしれません。たとえば、脱サラしてすぐに起業したいならば、訪問介護からスタートするのが賢明ともいえるでしょう。また、補助金や助成金がを利用できるサービス付き高齢者住宅もねらい目です。

訪問介護にせよサービス付き高齢者住宅にせよ「できるだけ高齢者が住み慣れた場所で介護する」という国の方針に沿ったものです。したがって、今後とも利用者数の増大が見込めると考えて良いでしょう。これからの介護ビジネスで成功したいならば、地域密着型サービスに注目してはいかがでしょうか。

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