居酒屋はフランチャイズと個人経営のどちらが良い?

居酒屋はフランチャイズと個人経営のどちらが良い?

目次

  1. フランチャイズのメリット
  2. フランチャイズのデメリット
  3. 個人経営のメリット
  4. 個人経営のデメリット
  5. 安易さをとるか最高をとるか

居酒屋を開業する方法には、個人で一から始めるパターンとフランチャイズによって始めるパターンがあります。

この2つのパターンの開業方法はそれぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

フランチャイズのメリット

フランチャイズとは、大元であるフランチャイジャーの看板を借りてフランチャイザー(加盟店)が営業を行うという手法です。
似たような名前でややこしですが、「ジャー」と「ザー」が違います。

フランチャイズで店舗を運営するメリットは、スタートダッシュを切りやすいということです。
消費者としては、見慣れない店舗よりも全国的に名前が知られている店舗のほうが親近感があるため、お店に入りやすいです。

また、開店時の宣伝や告知は本部が行ってくれるので、お店に来るお客様に集中して接客をすることができます。
多くのフランチャイズ店では接客マニュアルや運営マニュアルがありますので、未経験でもマニュアルに従っていればうまく運用できる…そんなメリットもあります。

フランチャイズのデメリット

フランチャイズのデメリットは、親元であるフランチャイジャーにロイヤリティを支払わなければならない点です。まるでみかじめ料みたいにぶんどられてしまいます。
このロイヤリティは契約内容にもよりますが赤字経営だったとしても請求されてしまいます。

そして、もう一つデメリットとして親元のブランドによって客入りが左右されるという点。

例えばある店舗で深夜のワンオペ営業をしていて、これが炎上してしまった場合、皆さんのお店も打撃を受けます。逆もまた然りでブランド力の向上によって急に客数が増えることも考えられますが、自分の管理している範囲外の影響に左右されやすいというのはフランチャイズのデメリットです。

個人経営のメリット

個人経営のメリットは全て自分の裁量で決めることができる点です。お店で出す商品の価格から、接客の方法、お店の雰囲気など自分が思う通りにカスタマイズすることができます。

お客様が常連になってくれた時にお客様との距離が近いこともメリットです。お店のサービスをより良いものにするために意見を集めやすいためです。

また、フランチャイズ店のようにロイヤリティを本部に支払う必要がないため、個人経営のほうが同じ売上を出した時に利益は大きくなります。

売上を上げるのは難しいけど、売上が上がれば返ってくる利益も大きくなるのは個人経営の最大のメリットです。

個人経営のデメリット

個人経営のデメリットは、スピードダッシュを切りにくいという点です。飲食店の40%は1年以内に廃業すると言われていますが、これは初速が切れずに資金不足に陥るというパターンが多いです。

そのため、個人経営の場合は余裕を持って少なくとも向こう半年くらいの資金を準備してから始めなければいけません。

――となると、準備資金というものが自然と増えてしまします。多くの場合は借金を背負って店舗を出すことになるはずですから、借金が増額してしまうわけですね。

個人経営はハイリスク・ハイリターンであると言えるでしょう。

安易さをとるか最高をとるか

こうしてメリット・デメリットを比較してみると、フランチャイズはローリスク・ローリターン、個人経営はハイリスク・ハイリターンということになります。

結局は、皆さんがどのようにしたいかということで選ぶほうが良いです。本部の命令に従いながら、何も考えずにひたすら接客をするならフランチャイズのほうが向いていますし、自由にやっていきたいと思うのであれば
個人経営のほうが向いています。

それぞれのメリット・デメリットお理解した上で自分にあった経営スタイルを選びましょう。

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