お酒のあるお店に欠かせないワインクーラー!1カ月の電気代ってどれくらい?
目次
レストランやバーなど、お酒を提供する店舗で活躍するワインクーラー。見たことがある人も多いでしょう。このワインクーラー、1カ月でどれくらいの電気代になるかご存じでしょうか?
2つのワインクーラーを例に試算した1カ月の電気代、そしてワインクーラーの電気代を削減するポイント2つについて、お伝えします。
ワインクーラーは1カ月でいくらくらい電気代がかかる? 試算してみた
ワインクーラーとひとくちにいっても、その種類はさまざま。ボトルを回転させて冷やすタイプもありますが、ここでは冷蔵機能つきセラーをピックアップして、試算します。試算するワインクーラーは、下記の2つ。
- MLY-60
- MLY-150
MLY-60
MLY-60は、エクセレンス(三ツ星貿易)がリリースする「ワインクーラー」。
庫内のランプはLEDでガラスは2重。また紫外線をカットするので、ワインの劣化が気になりません。
このMLY-60の電圧は100ボルトで、年間消費電力は136kWh。年間の電気代は、3,672円ですので、12で割ると1ヶ月の電気代は306円となります。
MLY-150
MLY-150は、MLY-60と同じエクセレンス(三ツ星貿易)がリリースする「ワインクーラー」。こちらもMLY-60同様、LEDランプが備え付けられています。もちろん、ガラスは2重で、紫外線カット効果も。棚は6枚棚です。
MLY-150の電圧は、MLY-60と同じく100ボルトで、年間消費電力量150kWh。年間の電気代は4,050円のため、12で割ると1ヶ月の電気代は337円です。
どうしてワインクーラーの電気代は安いの?
数字だけ見ると、ワインクーラーの電気代は非常に安いです。しかし、「本当にそんなに安いのか?」疑問に思う人もいるでしょう。
その秘密は、年間消費電力量にあります。年間消費電力量とは、実際の利用環境に近づけて試算された電力量のこと。そのため、「実際に使ってみたら数倍になった」というように、膨れ上がることはないのです。
冷蔵庫を例に、年間消費電力量の測り方を見てみましょう。冷蔵庫では、年間消費電力量を測る際、下記のような条件のもと、消費電力を計算します。
- 周囲の温度は15度もしくは30度
- 扉開閉数は1日で35回
- 庫内の温度は4度以下
このように、実際の使用状況に近い条件のもと計算された消費電力から、1日分の消費電力を導き出すのです。また15度と30度とそれぞれの条件時には、定められた日数の消費電力をかけます。
こうして冷蔵庫の年間消費電力量が、測定されるのです。そう聞くと、年間消費電力量がそれほど膨らまない点も理解できますよね。
ワインクーラーの電気代を節約するポイント2つ
ワインクーラーの電気代を節約するポイント2つを見てみましょう。
1つ目は、開閉回数を減らすこと。
開閉するたびワインクーラー内に外気が流れ込み、ワインクーラー内の温度は多少ながら上がります。すると、ワインクーラー内を冷やそうとして、電気代がかかってしまうのです。できるだけ無駄な開閉は避けましょう。ワインそのものの質にもかかわるので、注意が必要です。
2つ目は、ワインクーラーの上にものを置かないこと。
ワインクーラーは、上から放熱されることが多いです。つまり、ワインクーラーの上にものを置くことで、熱が逃げにくくなり、中の温度が上がりやすくなってしまうのですね。そうなると、開閉回数が多いとき同様、ワインクーラー内を冷やすために電気代がかかります。
確かにものを置くのにちょうどいいかたちをしていますが、ワインクーラーは棚ではありません。電気代のためにも、ワインクーラーの上には何も置かないようにしましょう。
ワインクーラーの電気代は意外に安い!
ワインクーラーは、バーやレストランなど、お酒を扱う店舗で欠かせないもの。また、お店にあることで本格的な雰囲気が漂いますよね。
このワインクーラーの電気代を試算すると、1カ月306円に337円と、非常に安いことが分かりました。このくらいの安さなら、安心して店舗にワインクーラーを設置できるでしょう。
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