起業準備期間中は疑問が沢山…やることリストを作って整理しましょう!

起業準備期間中は疑問が沢山…やることリストを作って整理しましょう!

目次

  1. 1.「やることリスト」を作りましょう!
  2. 2.起業準備中の疑問…準備にかかったお金は経費?
    1. 「開業費」は経費になる
    2. 開業費にならないもの
  3. 3.起業準備中の疑問…失業手当はどうなるの?
  4. 4.起業準備中の疑問…名刺は用意しておくべき?
  5. 5.起業準備中に読んでおきたい本
    1. 『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』
    2. 『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』
  6. おわりに

起業の準備期間に入ると、何をすればいいのかといった疑問が沢山出てきます。こうした事態を手際よく解決したいのであれば、今回ご紹介する「やることリスト」を作成しましょう。やることリストがあれば、タスク管理が大幅に簡単になります。起業準備中によくある疑問についても紹介しているので、参考にしてみてください。

1.「やることリスト」を作りましょう!

自ら起業するのであれば、準備すべきことは相当な数にのぼります。やるべきタスクを明確にしたいときは、やるべきことを列挙したリストの作成をオススメします。

リストにやるべきことを書いていくことは再確認につながるほか、うっかり忘れていたことのリマインドにもなるでしょう。さらに想像していた以上にやるべきことが多いことにも気付かされるかもしれません。準備を終えた項目があればチェックを入れておくことも忘れないようにしましょう。

2.起業準備中の疑問…準備にかかったお金は経費?

起業準備にはさまざまな費用が発生します。これらの費用を「経費」として扱えるのかどうかについて気になっている方は多いかもしれません。結論から先に言ってしまえば、起業準備中にかかった費用の大半は経費にすることができます。しかし、算出方法は少し複雑なので、おさらいしておきましょう。

「開業費」は経費になる

事業を始めるまでにかかったコストは基本的に全て「開業費」となります。この開業費から経費を算出することになるのですが、算出方法には「均等償却」と「任意償却」の2つの選択肢があります。

均等償却は開業費を5年(60ヶ月)で割って月々の経費に落とすことができます。一方の任意償却だと、好きなときに好きな額を経費とすることができます。均等償却を選択するのが一般的ですが、任意償却を上手に行えば節税になる場合もあります。

開業費にならないもの

起業準備中にかかったコストの大半は開業費として経費にすることができます。一方で開業費とならないコストもいくつかあるので、注意が必要です。

事務所や店舗を借りる際に支払う敷金・保証金は開業費にはなりません(礼金は「長期前払費用」になるので、経費として均等償却できます)。また、パソコン、机、椅子、車など長年使えるものも開業費とはならず「固定資産」となります。固定資産は、「減価償却」が適応され、法律で定められた耐数年数によって、毎年の経費を決めることになります。

3.起業準備中の疑問…失業手当はどうなるの?

起業準備期間に入る前にそれ以前の職を離れて準備に専念する人もいます。実質失業状態となりますが、この期間に失業手当は発生するのでしょうか。

以前だと起業の準備に取りかかった時点で失業保険の支給は打ち切られていました。しかし、2014年から起業を促進させるという政府の方針により、起業準備段階でも失業保険の受給が可能になりました。ただ手当をもらうためには起業準備だけでなく求職活動とみなされる実績も提示しなければなりません

4.起業準備中の疑問…名刺は用意しておくべき?

セミナーなどに参加する際に起業準備中の名刺を用意しておくべきかどうか悩む人がいるかもしれません。若い人であれば交流の幅を広げるという点でもそれなりに意味があることかもしれませんが、それ以上にデメリットがあることも知っておきましょう。

まず起業準備中に名刺を配るということは、営業実績がないことをアピールするようなものです。さらに営業の対象者にもなりやすいため、起業準備期間中の人に向けて講座や情報商材の売り込みが殺到することも予想されます。

こうしたデメリットを覚悟の上であれば、名刺を用意することは決して悪いことではありません。

5.起業準備中に読んでおきたい本

起業準備中は何かと心配が多くやるべきことが次から次へと出てきます。周囲にアドバイスをもらうのもよいですが、ときには起業に関する本を読んでみるのもオススメです。起業準備中の方に読まれている定番の本を2冊ご紹介します。

『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』

『はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術』は、2003年にアメリカで出版され現在は20カ国語に翻訳されて全世界で読まれている名著です。著者であるマイケル・E・ガーバーは、スモールビジネスに携わる人を「起業家」、「マネージャー」、「職人」の3つに分けてそれぞれの役割を解説しています。具体的な起業のイメージをつかみたい人にオススメです。

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』

『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』は、会社で働くサラリーマンと起業家とではその働き方に根本的な違いがあることを説いています。著者もまた脱サラして出版社を経営する起業家となっています。脱サラして起業するのであれば、1度は読んでおきたい本です。

おわりに

起業準備期間中にやることリストを作成しておけば、あれこれ悩む心配もなくなります。今回ご紹介したような経費の知識や失業手当の手続き、名刺や本についても書き留めておくといいでしょう。タスクの整理は、スムーズに起業準備を進める鍵です。

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