開業後、最初の仕事!挨拶状・挨拶回りのポイント
目次
挨拶は開業後の最初の仕事と言えます。挨拶回りや挨拶状の送付をおろそかにすると、今後の営業に影響を与えかねません。
起業後の挨拶に関するポイントをいくつか紹介しているので、ご参考にしてみてください。
1.開業後、挨拶回りは必須!手土産は要る?
開業後の挨拶回りは近隣への印象に大きな影響を与えます。開業後の忙しさを理由に挨拶をしないと、近隣からの印象は当然良くありません。たとえ一言でも挨拶を交わしたことがあるかないかで、「知っている人」か「知らない人」と印象が大きく異なってきます。
なにより、挨拶がないことで苦情に発展してしまえば、口コミや噂が売上を左右する飲食店では死活問題にさえなります。
また、挨拶回りはただ挨拶をすればいいというものではありません。訪問先に与える印象を考えると、何か手土産を持参して挨拶回りをするべきです。
手土産の相場は大体500円から1,000円ほどと言われています。もし開業するお店がお菓子屋さんならば、ちょっとした焼き菓子を渡すなど自店の業種と関連のある手土産を渡すとより印象に残り、挨拶でした訪問がご来店きっかけにつながる可能性もあります。
2.挨拶に行くベストタイミングとは
それでは、どのタイミングで挨拶周りに行くのが最善なのでしょうか。
答えは「物件の契約後から内装工事が始まる前の間」です。
店舗を開業する際には基本的には内装や改装の工事が発生すると思います。
工事期間中には朝から職人さんの車の出入りや、工事の音などなにかしらの支障はきたしてしまうと思いますので、工事が始まる前に必ず挨拶にいきましょう。
常識的なことですが、挨拶先が飲食店やオフィスだった場合は営業時間や忙しそうな時間をしっかり確認してから伺うことが大事です。
3.開業の挨拶状は、はがき?メール?
最近ではメールで挨拶状を送ることも珍しくなくなりました。
メールであれば挨拶が手軽に出来、経費も節約できますがたとえメールでも挨拶状にはマナーがあります。
原則として、挨拶状は開業1か月前には発送するようにしましょう。直前だと開業準備に追われてしまい忙しく、書くタイミングを逃してしまう可能性があります。そして、文面はあまりカジュアルになりすぎないように注意してください。親しい間柄の人に送る場合、目上の人に送る場合など、ある程度のパターンを用意しておくと効率的です。
ただ、メールはそもそも軽い印象を与えがちです。重要な取引先や目上の方に挨拶状を送るのであれば、メールで連絡して後日改めてはがきと封筒を使って挨拶状を郵送するのが賢明でしょう。
4.新店舗でのスピーチは感謝と謙虚な気持ちを伝えよう
開店日やプレオープン日には、オープンスピーチを行うのが慣例です。開業にあたりお世話になった方たちに対して、「感謝」と「今後の指導のお願い」を丁寧に述べましょう。謙虚な気持ちを伝えることが大事です。くれぐれも自慢話などにならないように注意してください。
スピーチの内容は開店までに至る経緯、支援・協力者への感謝、決意表明と今後の指導のお願いといった流れが一般的です。参加者には忙しい中集まっていただいていますので、あまり長くなりすぎないよう、できるだけ手短に済ませるようにしましょう。
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晴れて独立に成功してもそこがゴールではありません。新たな門出を気持ちよく迎えるためにも近隣やお世話になった方々に挨拶状や挨拶回りはきちんと行いましょう。何事も最初が肝心です。周りとよい関係性を築いて、よい店舗経営を目指しましょう。
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