飲食店のホームページを作成する時に気をつけたいこと10選
目次
飲食店のホームページを作成する時に大切なのは「できるだけ多くの人に見てもらえるようにする」ということです。それには、検索エンジンで上位に表示されるようにしなければいけません。いわゆるSEO対策は欠かせないものといって良いでしょう。
また、多くの人がホームページに訪れるほど、さまざまな環境で見られている可能性があるということになります。「誰でも見やすいホームページにする」ためには、どのような工夫が必要なのでしょうか?飲食店のホームページを作成する上で気をつけたいことを10選で紹介します。
1.画像ではなくテキストメインで作成する
代表的な検索エンジンであるGoogleは、インターネット上の情報を日々収集しています。しかし、画像の発見と収集には時間がかかるのが欠点です。もし、ホームページの内容をできるだけ早く検索エンジンに反映させたいならば、画像ではなくテキストをメインにしましょう。
2.タイトルに地域名や分類を入れる
お店選びの際に「新宿+バー」のように「地域名+飲食店の分類」で検索するユーザーも少なくありません。そのようなキーワードで検索した時に上位表示されるためは「地域名+飲食店の分類」をタイトルに入れてしまうのがおすすめです。1位は大手グルメサイトに譲るとしても、少なくとも1ページ目に表示されるようにしましょう。
3.スマートフォンでも見やすく設計する
最近のGoogleはMFI(Mobile First Index)というプロジェクトを進めており、すなわち、スマートフォン用のページを高く評価しています。近年のスマートフォンの普及によって検索エンジンの利用者のほとんどがスマートフォンでの閲覧となっているためです。
このため、スマートフォンで見やすいページ(モバイルフレンドリー)でないサイトは評価を下げられてしまいます。逆に言うと、スマホユーザーが見やすくデザインすれば、より上位表示をねらえるというわけです。
4.画像は必ず軽量化する
2018年からGoogleはSpped Updateも導入しています。これによって表示速度が遅いホームページは検索結果に表示されにくくなってしまいました。
HPの中で表示速度を遅くする原因の多くは、画像です。基本的にテキストで構成されているアニメーションなどは高速で読み込むことができますが画像については重たいものであれば1MBを超える容量になります。画像は必ず軽量化するなど、できるだけ「軽い」ホームページを作るようにしてください。
5.ユーザーが知りたいことを書く
検索エンジンは、ユーザーが知りたいことを上位表示させます。そうしなければ検索エンジンの利用者が減ってしまいます。例えば、「渋谷 カフェ」と検索したのに丸の内のスペイン料理店が出てきたら「え?おかしくない?」と感じてしまいますよね?
検索エンジンは検索に使用された文字列からユーザーの知りたいことを読み取って、それに最適なページを表示させます。例えば、メニューの写真、料金、住所、電話番号、店内の写真など、ユーザーが知りたいことをもれなく盛り込むようにしましょう。
6.画像には代替えテキストを設定する
ホームページのソースコードの中に、画像を表現する一言をaltタグで記入しておきましょう。これを「代替えテキスト」といいます。代替えテキストの設定はHTMLソースコード上で以下のように使用します。
こうすることで、Googleがよりスピーディーに画像を認識します。また、画像検索で上位表示される可能性もあるため、これによる集客効果も期待することができます。
7.1ページ1テーマを心がける
ホームページはわかりやすさが大事です。1ページ1テーマを心がけ、盛り込みすぎないようにしてください。
具体的には、料金を掲載するページには料金だけを掲載する。お店へのアクセスを紹介するページではスタッフの紹介をしない……といったイメージです。
8.ページごとにターゲットを明確にする
どのページも具体的なターゲットを想定しながら作りましょう。たとえば、お店の外観がポップだからといって、接待コースを紹介するページのタイトルに「接待なら★開業の達人ダヨ!!」とか書いてしまったら台無しですよね? いかがわしさ満点です。
「このページは料金を知りたい人向けに」「このページはアクセス方法を知りたい人向けに」といった具合にページごとに役割をもたせて適切なデザインや文章を心がけましょう。
9.予約がしやすいように設定する
たとえば電話番号は電話をかけるというHTMLタグを使えば、スマートフォンで「電話をかける」をタップするだけで予約できるようになり、大変便利です。
WEB上では、ユーザーはちょっとした手間すらも嫌う傾向にあります。ユーザーがより手軽に操作できて便利なものはどんどん取り入れていきましょう。そうすることで機会損失を少なくすることができます。
10.ローカルビジネスのマークアップをする
Googleで店舗名を検索すると、画面右上に店舗名、店舗画像、電話番号、住所などの基本情報が表示されるのを見たことがある人もいるでしょう。
このような表示のことをリッチスニペットといいますが、リッチスニペットとしてされるためには、基本情報をGoogleにわかりやすく紐付ける必要があります。これをローカルビジネスの構造化データマークアップといいます。構造化マークアップの方法は複数ありますが、最も簡単な方法はGoogleのSerach Consoleというツールを使用する方法です。
まとめ
以上が飲食店でホームページを作成する際の注意点です。初心者でも取り組めるものから、上級向けテクニックまでさまざまなものがあるので、自分のレベルに合わせてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。いずれにせよ、検索エンジンで上位に表示されるということが非常に大事です。検索エンジンそのものの進化も日進月歩なので、最新情報のチェックも怠らず、つねに最善の対策を試みるようにしましょう。
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