焼き鳥屋の電気代はグリルで節約することも出来ます!
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焼き鳥屋の電気代はグリルで節約することも出来ます!
【焼き鳥屋の電気のグリラーとガスグリラー】
焼き鳥店の厨房を見ると、炭火以外でグリルは大きく分けて
- ガス
- 電気
の2種類あることが分かります。飲食業界ではよく見られるグリルではありますが、それぞれのメリットがあり、目的によって選択をしていく必要があります。
まず、焼き鳥屋でもガスを使っている場合のメリットは、炭火に匹敵する熱量が出せるからこそできる焼き鳥のおいしさにあります。均等に火が加わり、また遠赤外線効果で香りがよくパリッとした触感が楽しめます。
しかし一度火を落とすと再度点火させるのに時間がかかるというデメリットもあります。一方で電気グリラーは居酒屋などで最近よく使われており、煙もあまり出ないので手入れが簡単で、誰でも簡単に取り扱えるというメリットがあります。もちろん、ガスに比べると若干味は落ちてしまいますが、食べ比べてもほとんど味に違いが無い高性能のタイプまであります。
一般的に飲食業界では「本格派にこだわるならガス」「ほかのメニューも充実させて焼き鳥屋と居酒屋のいいところを採用したいなら電気」という認識になっています。しかし、どちらを採用するにしても焼き鳥屋では光熱費というコストが多くかかってきてしまうので、そちらも経営者としては考えていく必要があります。
【飲食業の光熱費はどう節約するべきか】
飲食店で光熱費を節約しようと思うと、主に3つのポイントが必要だと言われています。ではその方法を紹介します。
ポイント①エアコンの室外機周りをチェック
エアコンのフィルターは電力を節約する上でよく注目されますが、実は室外機も電気代に大きく関わっています。しかし、外に設置してあるのとあまり目に触れないので放置しがちですが、室外機の周りに物を置いていると熱がこもってしまい、余計な電力が消費されます。さらに直射日光が当たっていると、室外機が暑くなり冷やすのにも電気代が使われているので、夏場はすだれなどを掛けて通気性をよくした状態にすると、余分な電気代をカットすることが可能です。
ポイント②水道の蛇口をシャワーにしておく
食器を洗ったり、手を洗う際に必ず蛇口から水道水を使いますが、この際もそのまま使うのではなく、シャワーに切り替えておくと水圧は下がりますが節水に繋がります。シャワーに切り替えられない蛇口も別売りで購入できるので、用途によって使い分けることも大切です。
ポイント③給湯器の使用
洗い物などでお湯を使う際、給湯器のスイッチをONにしている店舗がよく見られますが、特にお湯が必要でないのであれば、常に切っておきましょう。
給湯器の自体、お湯を使わなければずっとONしていても大きな節約にはなりませんが、「ついなんでもないのにお湯を使ってしまった」を防止することができます。
特に夏場はトイレの手洗い場でお湯を使う方もほとんどいないので、OFFにしておいて必要な時だけ電源を入れて、使用が終わればOFFにしましょう。
ポイント④電力会社の見直し
2016年4月からすべての電力自由化に伴い、契約内容を見直すことで電気の支払い料金が安くなる可能性が高くなりました。1回契約内容を見直すだけでその後ずっと電気代が安くなるならそれに越したことはありませんよね。
【オール電化の電気代とガスの料金を比較】
家庭では導入をよく見るオール電化も、最近では飲食業でも導入する店舗が多くなってきました。オール電化にする最大のメリットは、やはりガスと併用して使う際の料金の違いです。ガス代、電気代の詳細を見るとよくわかりますが、
基本料金+使用料金
を合わせた金額をそれぞれ支払っているのです。オール電化にした場合、電気の使用料金は増えますが、ガスの基本料金の支払いがなくなるのでその分節約に繋がるケースが多いのです。また、飲食業でオール電化の導入が増えているのはコストダウンの他にも
- 掃除のしやすさ
- オープンキッチンにした際の見栄えの良さ
- スタッフの怪我への安全性
などがあります。
特に掃除のしやすさは今まで掃除に使っていた時間が大幅にカットできるので、人件費のコストダウンにも繋がりますし、衛生面でも大きなメリットとなります。
また、最近増えてきたオープンキッチンにした際も見栄えがいいため店舗全体の雰囲気が良くなり、来客数の増加が期待できます。
もちろんデメリットも忘れてはいけません。
デメリットはやはりガスと比べた際の火力です。業務用でオール電化にすれば家庭用より高温を使用できますが、中華料理など高温で使用する料理には向いていない可能性があります。
しかし、メニューの内容次第ではオール電化でも全く問題ない場合ももちろんあります。
特に今、電気料金はプランの見直しによって安くなる可能性が高いので、オール電化にすることでより効果の高いコストダウンが期待できます。店舗ごとに優先順位があると思いますが、光熱費を少しでも削減したいのであれば、オール電化そして電気の契約プランの見直しをすることで、実現できる可能性が高いと言えます。
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