ラーメン屋で一番電気代がかかるのはエアコン!どうやって節約する?
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【ラーメン屋で電気代が一番かかるのは…】
今海外でも大人気のラーメンは、中華料理のように思えますがラーメンは日本人が独自にアレンジを重ねて作られたものです。そんなラーメン屋は今日本に約3万5千軒あると言われています。
つまりラーメン店は飲食業の中でも店舗数がとても多く、売り上げ激戦区という事になります。そんな中で勝ち残っていくには、やはり無駄なコスト削減が鍵になってきますが、お店を経営している上で無駄を見つけるのは大変な作業です。
そこでまずは「何に1番コストがかかっているのか」を知っておきましょう。
今回は電気代にスポットを当てて紹介をしていきます。
ラーメン屋は飲食業の中でも電気代が若干高いと言われています。これには理由があり、ラーメンの麺を茹でるのに蒸気が出るため室温が上がり、空調の調節に電気代がかなりかかるのです。また、客層もエアコンの電気代が高くなる要因の1つだと言われていて、主に男性が多いため、温度をより下げる必要性が出てくるのです。
スープの特徴で変わる光熱費と電気代
ラーメンの決め手と言えば、スープですよね。しかし、このスープもこだわりや種類によって光熱費が加算されていきます。特に動物系で出汁を取る場合、煮込みの時間が長いため光熱費は高めです。特に“濃厚”が売りのラーメンスープは、コクを出すために10時間以上煮込む場合もあるほどです。逆にあっさり系のラーメンスープは煮込み時間が短くなります。つまり、ラーメン屋でもあっさり系のこってり系では光熱費に大きな差が出てきます。
例えば、煮込む時間で10時間差が出たとします。
この時のガス代は1時間中火で煮込んだとしても、大体20円前後になるので10時間で200円ほどの差が出てきます。1日数百円程度なら小さな差かと思うかもしれませんが、1か月で6,000円、年間で72,000円の差がつくのでコストとしては大きいと言えます。
また、こってり系のスープの場合、皿を洗う際も時間がかかるため、水道代も余分に加算がされます。
飲食業は空調や看板で電気代は消費されていく
飲食業では光熱費はガス代だけではありません。
例えば外に出す看板は営業時間中は常につけておく必要があるので電気代が加算されます。特に日照時間が短い冬は看板に電気が点灯していないと、お客様にアピールができないため来客数に影響します。
これらの光熱費を節約する方法はあるのでしょうか?ポイントは3つあります。
ポイント①看板の電球をLEDに切り替える
店内の照明をLED電球に切り替えてしまうと明るく照らしすぎるので、印象が少し安っぽくなる可能性があります。そこでおすすめするのが看板の電球交換です。看板に使用する電球が明るければお客様の目にも留まりやすいですし、お店付近も明るくなるのでお店の雰囲気も良く見えるようになり、さらには電気代の節約にも繋がります。また、LED電球は寿命も長いので長時間つけっぱなしにする看板にはピッタリだと言えます。
ポイント②エアコンの小まめな掃除
エアコンは電気代が最もかかるため、少しでも節約をする必要があります。そこで有効なのが、エアコンフィルターの小まめな掃除です。まず、エアコンの外側のカバーを外して定期的にほこりや油汚れが詰まっていないか確認してください。ホコリが付着している場合はまずハンディ掃除機を使って吸い取ります。これだけでも効果があるので、2~3日に1回はチェックをして掃除してください。しかし油汚れは掃除機では吸い取れないので、フィルターを外して水洗いをする必要があります。ただし水洗いはエアコンの種類によって業者対応できず、素人がやってしまうと故障の原因にもなりかねないので予め注意しておきましょう。フィルターの水洗いをする場合は、必ず電源をOFFにした状態で作業を行ってください。
ポイント③扇風機で温度調節をする
エアコンだけで店舗内すべてを冷やそうと思うと電気代がかかってしまいます。そこで有効だと言われているのが扇風機です。扇風機を使うと空気が循環し、冷風を均等に行き渡らせてくれます。また、人は風を受けると体感温度が下がるので、実際の設定温度よりも涼しく感じるためエアコンの設定温度を1度上げても扇風機でカバーできるのです。扇風機の電力はエアコンと比べると安いので省エネに繋がります。
ポイント④電力会社の見直し
今、飲食業界でも見直しが進んでいる電力会社の見直しは、成功すれば特に節約を意識しなくても毎月の電気料金が安くなります。
今までは電力会社は住んでいる地域によって決められていましたが、現在は電力自由化によって、自分の好きな会社で好きなプランを選べるようになりました。特に飲食店でもラーメン屋という電気料金が高いお店では、こういった契約の見直しが今後のランニングコストの削減に大きく役立ってくれるので、一度検討をしてみましょう。
また、WEB上には電気代がどれだけ安くなるのかすぐにチェックできるサイトもあるので、こちらも確認しておくのをおすすめします。
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