タイ料理店などの飲食業での電気代を節約するならどこから始める?
目次
タイ料理店で1年を通してかかる電気代を把握して節約に努めたい理由
エスニックブームの中でもパクチーブームやマッサマンカレーなどから人気が上昇中のタイ料理は、様々なハーブやスパイスを使用した料理で、近年人気になっている料理の一つです。中国、カンボジア、ミャンマー、ラオス、マレーシアなどの周辺国の料理の影響を受けつつ発展してきたタイ料理は、辛いだけではなく、酸味や甘味なども多彩に組み合わされており、奥行きのある味が人気になっています。
タイ料理店など飲食業の中でもエスニック系に分類される飲食店は、大手外食企業がチェーン展開していることもありますが、個人経営などの小規模な店が圧倒的に多い状況です。他の業種に比べ飲食業は水道光熱費の負担がはるかに大きくなります。その中でも電気代は営業時間や設備でも値段が変わってきますが、機材のメンテナンスや機材の使い方、電力会社の切り替えなどによってランニングコストを大幅に削減できることができる経費のひとつでもあります。ここではタイ料理店などの飲食業での電気代の節約についてまとめていきます。
まず電気代を節約するする上で、1年を通してかかっている電気代を把握していることが大切になります。1ヶ月単位だとあまり差がないと思っていた額でも、1年を通すと思いの外大きな金額になってしまうことがあるのです。年間の電気代を把握することで、一年の決算期になって無駄に支払ったな費用に気づく事もありません。そのうえ、どの時期に一番電気代がかかっているのか把握しているとその時期に合わせた節電をすることができます。エアコンや冷蔵庫などの大型の電気製品を使うことが多い飲食業では、夏場と冬場が特に電気代が高くなってしまうため、夏場と冬場に重点的に電気代の節約をすることで1年の電気代を大幅に節約することも可能です。
飲食業の夏場の電力使用量の削減がポイント!
エアコンや冷蔵庫など外気温との差が激しく電力使用量が特に多くなる夏場は1年の中でも一番電気代がかかる季節でもあります。夏になるとタイ料理のピリッとした刺激を求めてやってくるお客さんも増えるのではないでしょうか。それに伴い冷房の設定温度も低くなってしまいがちで消費電力量が多くなってしまいます。そのため、飲食業の中では夏場の電力使用量を削減することがとても大切になります。
店にあった電気製品を使っている?
使用している電気製品が店の規模にあっているかどうかは節電の中でも大切なポイントになります。業務用の電気製品と家庭用の電気製品では消費電力やかかってくる電気代が違ってきます。冷蔵庫は大きすぎるとそれだけ電気消費量は多くなってきますが、エアコンは小さいものを選んでしまうと室内を冷やす馬力が足りずに消費電力量が多くなってしまいます。夏場は特に消費電力量が多いエアコンは省エネタイプのエアコンも増えており、古いエアコンを使い続けるより思い切って買い換えてしまうほうがランニングコストを削減できる場合もあります。
エアコンの節電
こまめに消すよりもつけっぱなしが電力消費量が少ないことは有名ですが、室内の温度を保っているつもりでもドアの開閉が多い飲食業では、せっかく冷えた冷気が外に逃げてしまいエアコンの電力消費量が多くなってしまいがちです。出入り口付近にのれんや仕切りなどをして冷えた空気を逃がさないようにしましょう。また、フィルターの掃除や室外機に日除けをつくることも電気代削減につながります。
冷蔵庫の節電
業務用の冷蔵庫を使っている場合は、扉が大きい分冷気が逃げやすくなっているため、冷気を遮断するためのカーテンをつけると冷気が逃げることを防ぎ、電力消費量の節約になります。カーテンをしていても冷気は逃げてしまうため、できるだけ開閉の回数と開けている時間を減らすことも大切です。また、パッキンが劣化していないかなどのメンテナンスや、食材を詰め込みすぎていないか、熱い食材を詰めていないかなどの基本的なことにも気をつけていきましょう。
電気代節約には電力会社切り替えを検討すべき理由
以前は各地域の電力会社だけが販売していた電力ですが、2016年4月から電力の自由化がスタートし一般家庭や小規模事業所も電力会社を自由に選ぶことができるようになりました。今までと違い、店にあった電力会社やサービスに切り替えることでより電力を節約することができるようになったのです。
ガス代や携帯電話代などのサービスとセットにして電力を売るセット販売や、日々の電気使用量をアプリなどで確認出来るサービス、ポイントやキャッシュバックや割引などのサービス、時間帯別料金などで電力を安い価格で販売する会社などもあります。中でも日々の電気料を確認出来るサービスは、時間ごとの消費電力量などがひと目で確認出来るため、節電もしやすくなります。タイ料理を含めた飲食業では、ガスなどとのセット販売もお得に使える可能性が高くなります。
まずは今現在の電力会社のプランの見直しをすることが大切です。プランを確認したらネット上で他社に乗り換えた場合の電気料金を調べてみましょう。例えば、ハルエネでんきのホームページでは、現在契約している電力会社や契約形態などを記入することで、電気代のシュミレーションを行えます。契約内容や契約解消時の違約金などもしっかりと確認した上で電力会社の切り替えを検討してみましょう。店に合ったプランがある電気会社に切り替えることで気代を節約することができます。
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