QRコード決済でポイントがお得になるサービスとは?

QRコード決済でポイントがお得になるサービスとは?

目次

  1. 楽天ペイ
  2. LINE Pay
  3. d払い
  4. Origami Pay
  5. au Pay
  6. 結局どれを導入するのがいいの?

QRコードを利用した決済方法「QR決済」。2018年ごろから徐々に話題になってきて、日本でも注目を集め始めました。現在は、様々な事業者がQR決済の市場を奪い合っており、どれがスタンダードになっていくのかは分からない状態ですが、「うちの店もQR決済の導入をしていかなければならない」と感じている事業主も多いのでは? ということで、今回は主要なQR決済サービスの特典についてまとめてみたいと思います。どのQR決済を導入すれば良いのかの参考にしてみてください!

楽天ペイ

楽天ペイは楽天カードでも実績がある楽天が提供するQR決済サービスです。全国の120万店舗が加盟店となっており、シェアでいうとナンバーワン。そんな楽天は楽天ペイで支払うことで決済額の0.5%がポイントとして還元されます。

さらに楽天ペイと楽天カードを紐づけておけば1%上乗せ…つまり1.5%のポイントが還元されることに。1ポイント=1円としてネットショップやリアル店舗で利用することが可能であるため、ユーザーとしてもポイントをためやすくて使いやすいサービスと言えるでしょう。

楽天カードがクレジットカード決済のスタンダードとなったように、利用できる場所が多いため今後日本におけるQR決済のスタンダードとなるのは楽天ペイかもしれませんね。

LINE Pay

LINE Payは利用状況によってポイントが変動するQR決済システムです。2019年の7月までは3%上乗せ、さらに利用頻度が高い場合は5%のポイントが還元されるため、今の所ポイント還元率が非常に高いことが特徴です。

しかし、楽天ポイントのように使い勝手が良いわけではないという点、今後も大幅なポイント還元をしていては事業継続が難しくなる点を考えると、LINE PayがQR決済のスタンダードになる可能性はやや低いようにも思えます。

ユーザーに現在と同等のポイントを還元しようとするとその負担のしわ寄せは店舗の手数料増額などに回ってくる可能性もありますので、「将来性」という視点においては楽天ペイのほうが上でしょう。

d払い

d払いはNTTドコモが提供するQR決済で、携帯電話の支払いなどに利用することができるdポイントが還元されるQR決済です。楽天ペイと同じく0.5%の還元率となっており、定期的にキャンペーンも実施されていますが、dポイントはドコモの携帯電話ユーザーでないと利用しにくいという特徴があるため、その点では楽天ペイのほうが有利です。

ただ、最大20倍のポイント還元キャンペーンなどは非常に魅力的であるため、ドコモユーザーと親和性の高いサービスを提供する店舗であれば導入する価値はあるでしょう。——もちろん、飲食店や小売店の場合は「ドコモユーザーだけ贔屓にする」ということは、他の携帯電話ユーザーからの反感を買うことにも繋がるため、好ましくない場合もあることは注意しておきましょう。

このため、事業者視点で見ると、d払いはやや導入しにくい印象がありますね。もし導入する場合はソフトバンクやauのユーザーに対しても何らかのお得な措置を取る必要があるかもしれません。

Origami Pay

Origami Payは他のQR決済サービスとは異なり、その場で割引されるという特典があるサービスです。対象店舗での初回利用は10%OFFのクーポンが利用できたり、プレミアムフライデー(その月の最終金曜日)には10%OFFのキャンペーンが実施されたりと、「QR決済だけで完結する」という特徴があるため、ポイント管理などが苦手で分かりやすい特典を求めるユーザーが喜ぶサービスと言えるでしょう。

対象の店舗ではいつでも2%OFFの割引特典がつくため、還元率で言えば楽天Payやd払いに比べてお得感もありますね。

また、Origami Payは加盟店になるとOrigami Payのアプリ上で利用できる地図に掲載されることになりますので、ヘビーユーザーの新規獲得にも役に立つかもしれません。Origami Payヘビーユーザーは他のQR決済サービスのユーザーに比べて「Origami Payで支払えるところで買い物や飲み食いをしたい」と強く思っている可能性が高いので、新規リピーターの確保にも最適なサービスとなるでしょう。

au Pay

au Payは、KDDIが2019年の4月からサービスを開始するQR決済サービスです。ポイント還元のキャンペーンなどは不明ですが、au WALLETと連携しており、auの携帯電話料金の支払いなどにも利用が可能なauのポイントが還元されます。

au Payは楽天ペイと同じプラットフォームを利用し、店舗網を共有することを発表しており、さらにau WALLETと連携することでアプリのダウンロードという障壁をなくしていますので、今後ユーザー数の増加が期待されているサービスです。

事業者としては楽天ペイに対応することでau Payの支払いにも対応することができるため、導入の手間やコストがかからないというメリットもあり、今後の加盟店数の増加も期待されています。

結局どれを導入するのがいいの?

今の所ポイント還元率が高いのはLINE Payですが、ポイントの還元率が高いからといって利用することができなければ意味がありません。つまり、店舗に導入する決済方法として、優先すべきなのはポイントの使いやすさとポイント還元率の高さを考慮する必要があるのです。

こういう視点で見るとやはり最初にご紹介した楽天ペイが一歩リードしているような印象を受けますね。さらに2019年の4月からはau Payも楽天ペイを導入することで対応することができますので、まずは楽天ペイの導入を検討してみるのが良いのではないでしょうか。

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