キャッシュレス決済で一番決済手数料が低い決済方法は?

キャッシュレス決済で一番決済手数料が低い決済方法は?

目次

  1. QR決済
  2. クレジットカード
  3. デビットカード
  4. 交通IC系
  5. まとめ

2019年の10月に控えている消費税の増税に伴って、キャッシュレス決済が注目されています。事業者である皆さんも「キャッシュレスは手数料がかかるから…」と敬遠されていた方もいらっしゃいましたが、観光客の増加やポイント還元キャンペーン、またその利便性向上によっていよいよキャッシュレス決済は無視できなくなってきました。

キャッシュレス決済を導入しないと客離れしていく可能性があると言い切れるくらいです。

さて、そんなキャッシュレス決済ですが、現在は様々な種類があります。皆さんもお持ちのクレジットカードやデビットカード、少額の決済で便利な電子マネー、誰もが持っている交通系のICカード、そして近年急速に普及しているQR決済…。

もちろん多くの決済端末を導入している店舗のほうがお客様に喜んでもらうことはできるのですが、これらの決済方法はそれぞれ特徴があり、また手数料率も異なってきます。

今回は、各決済の手数料や特徴をご紹介していきますので、まだキャッシュレスに対応していない事業者の皆さんは是非参考にしてください!

QR決済

近年急速に普及しているQR決済は、徐々にユーザーを増やして生きています。まだまだ日本では黎明期とはいえ、外国人のほとんどはQR決済を利用しています。特に中国ではほとんどの支払いがQR決済によって行われており、8割近い中国人が利用する決済方法だと言われています。

そんなQR決済は日本でも普及してきており、現在その普及を加速させるために各社様々なキャンペーンを実施しています。例えばLINE PayやPayは決済手数料が無料で、2021年まではこのキャンペーンを継続する予定です。

つまり、特に飲食店などでクレジットカード決済を導入するときに大きな障壁だった、手数料率10%という不安材料がないのです。

また、他のQR決済も楽天ペイが3.24%、Origami Payが3.25%となっており、クレジットカードと比べて安価な手数料となっているため、店舗としても長期的に利用しやすい決済方法なのではないでしょうか。

支払い方法もQRコードを読み取るまたは読み取ってもらうだけであるため、オペレーションも簡単で即時決済をすることができますので、これからのことを考えるとQR決済を導入するのが正解かもしれません。

クレジットカード

キャッシュレスの代表格であるクレジットカード決済は、比較的大きな買い物をするときに利用されることが多い決済方法です。クレジットカード決済のデメリットは4%〜7%という高額な手数料。しかもこの負担をお客様に求めてしまうとクレジットカードとの規約違反となってしまいます。

小規模な飲食店や小売店の場合は10%近い手数料を取られることもよくあります。世界中で広く使用されている決済方法で、特にヨーロッパではほとんどがクレジットカードで決済が行われていますが、端末によってはオペレーションも煩雑で、さらに決済手数料も高額、暗証番号を入力してもらう手間などもあるため、少し時代遅れの決済方法となりつつあります。

クレジットカードは今後、電気代やガス代、家賃などのように毎月支払いが発生するものや高額な商品に対して以外は使用されなくなってしまうかもしれません。

デビットカード

デビットカードはアメリカなどでよく利用されている決済方法で、日本ではそれほど多く普及していませんが、店舗側にとっては安価な手数料が魅力の決済方法です。

一方でデビットカードの利用者が少ないのは、ポイント還元率の少なさにあります。デビットカードはクレジットカードと比べて収益性が悪い(分割払いがないことが理由)ため、ユーザー側にポイントを還元することができないのです。また、カード会社からしてみれば、「できればクレジット決済をしてほしい」という考えもあるのでしょう。

このため、なかなか普及しないのがデビットカードです。利用者も少ないですが、口座から直接引き落としがされるため、ユーザーは借金を背負うことがなく安心して利用することができるのがデビットカードの強みでもあります。多くの人が現金を持ち歩かなくなったら、デビットカードが普及してくるかもしれませんね。

交通IC系

SuicaやICOCAのような交通系のICカードもキャッシュレス決済の一つです。こちらもデビットカードと同じく決済手数料が低い分、ポイント還元率は悪い一方で。ユーザーはチャージをしてから利用する必要があるため使いすぎを防ぐことができるというメリットがある決済方法です。

店舗からしてみれば、使いすぎてもらったほうが嬉しいためなんとも言えませんが、決済手数料は3%〜4%程度であるためクレジットカードよりも良心的な手数料設定となっています。

どちらかといえば少額の決済に向いているため、小売店や薄利多売の飲食店などでは導入する価値はあるかもしれません。

まとめ

今回は様々なキャッシュレス決済の店舗側の手数料についてご紹介してきましたが、この中でも特に伸びてきそうな決済方法はQR決済です。QR決済は現在手数料無料キャンペーンも実施していますし、キャッシュレス消費者還元キャンペーンにも参画しているため、端末代を無料で導入することも可能です。

この機会に是非QR決済を導入してみてはいかがでしょうか?

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