QR決済を導入した方が良いお店としなくて良いお店

QR決済を導入した方が良いお店としなくて良いお店

目次

  1. QR決済とは?
  2. 導入した方が良いお店
    1. インバウンド観光客ねらい
    2. レジが混雑しがち
    3. 若年層中心に商売をしている
  3. 導入しなくて良いお店
    1. インバウンド観光客は特にねらわない
    2. スマホを持つ世代を相手にしていない
    3. 会計業務にそれほど手間がかからない
  4. まとめ

コンビニ、駅の売店、スーパーなど、あらゆる店舗でキャッシュレス化が進んでいます。クレジットカード、交通系カード、電子マネーが使えるのはもちろんのこと、最近、注目を浴びているのがQR決済です。

しかし、じつはQR決済導入が必要とはいえないお店もあることはご存じでしたか?QR決済に踏み切った方が良いお店、やめておいた方が良いお店には、それぞれどのような特徴があるのか解説します。

QR決済とは?

QR決済とはQRコードを利用した決済のことです。日本でも最近ようやく話題にのぼるようになりましたが、すでに世界のさまざまな国で利用されています。たとえば、中国ではショッピングの他にも公共料金の支払にも使われているほどです。

QR決済には2通りの方法があります。ひとつは、お客様のスマホに表示されるQRコードを店舗が読み取り専用端末でスキャンするというものです。また、店舗がタブレットなどに表示するQRコードをお客様にスマホで読み取ってもらうという方法もあります。

いずれにせよ、初期費用もランニングコストもあまりかからないため、導入を検討しているお店も多いかもしれません。しかし、じつはすべてのお店におすすめとはいいがたいQR決済なのです。

導入した方が良いお店

次のようなお店はQRコードを導入するメリットがあると考えられます。ぜひ、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

インバウンド観光客ねらい

すでにインバウンド観光客が多い、またはこれから呼び込みたいと考えているお店は、QR決済は必須といっても過言ではありません。特に、中国、韓国からの訪日観光はQR決済不可のお店について「不便」「古臭い」という印象を持つようです。

レジが混雑しがち

レジが混雑することが多いお店もQR決済をおすすめします。現金決済のおつりのやりとり、カード決済の暗証番号入力等がないので、レジの行列を解消することもできるでしょう。

若年層中心に商売をしている

今時、スマホを持っていない若者はほぼ皆無と思われますが、スマホユーザーにとってQR決済は便利なものです。やはり若年層ほど新しいテクノロジーに敏感ですし、積極的にQR決済を取り入れてみてはいかがでしょうか。

導入しなくて良いお店

QR決済は便利なものではありますが、客層によってはかえって「不便!」と、感じさせてしまうこともあります。次のようなお店はむしろ導入は控えた方が良いかもしれません。

インバウンド観光客は特にねらわない

特にインバウンド観光客を獲得したいと思っているわけではないならば、QR決済はなくても問題ないでしょう。

スマホを持つ世代を相手にしていない

QR決済はお客様がスマホを持っていることを前提としています。そのため、スマホを使わない高齢者などをおもな客層としているお店では、お客様にかえって不便な思いをさせてしまうことになるでしょう。

会計業務にそれほど手間がかからない

レジがあまり混雑することのないお店も、QR決済は必須ではありません。

まとめ

以上のように「インバウンド観光客や若者が多いお店」ならば、QR決済は必要なものといえるでしょう。一方「地元の高齢者が多いお店」では、QR決済を導入するとかえってお客様を混乱させてしまうこともありそうです。導入を検討する際には、まず、どのようなお客様がメインターゲットになっているのか今一度見直してみると良いでしょう。

また、QR決済は会計にかかる時間を短縮します。「ひとつしかないレジが混雑しがち。でも、人件費はこれ以上かけられないのでレジは増やせないし……」といった悩みも解決してくれるでしょう。レジの行列をQR決済で解決してみませんか?

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