フリーランス美容師と美容室一人経営はどっちがいい?

フリーランス美容師と美容室一人経営はどっちがいい?

目次

  1. フリーランス美容師とは?
  2. フリーランスと一人経営ならどっちがいい?
    1. 一人経営の場合
    2. フリーランスの場合
  3. 収入はどれくらいいう?
    1. 一人経営の場合
    2. フリーランスの場合
  4. 自分のやりたいことに合わせて選ぼう

近年、働き方改革が大きな流れになってきています。もちろん、美容室業界についても例外ではなく、美容師の間でも労働の多様化が見られるようになってきました。長時間労働など激務とされてきた美容師にも、たとえば、短時間稼働する、決まった曜日しか稼働しないなどさまざまな働き方が出てきているのです。

顧客のところへ出向き、施術を行ういわゆる「フリーランス美容師」と呼ばれる人たちも登場し、話題になっています。

ある程度修行を積むことによって、現在勤めている美容室から独立する美容師が多いのがこの業界の特徴です。しかし、フリーランスという新しい働き方が登場して、迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこで、独立して美容師として仕事をしていくには、フリーランスとなるのか、それとも美容室を開業して、まずは一人で経営していくのとでは、どちらがいいのでしょう。これらを含め、比較検討していきます。

フリーランス美容師とは?

フリーランス美容師について具体的にみていきましょう。フリーランス美容師とは、店舗に所属しないばかりか、自分で美容室を持つこともせず、顧客から予約があった時に、自ら出張して美容施術を行う人やその働き方をいいます。

既存の美容室の店舗を間借りするなどして美容業を営んでいるのです。このフリーランス美容師は、「Googleトレンド」を参考にすると、2015年頃から存在が認知されています。

具体的にどういった流れで仕事をしているか、簡単に説明しますと、まず顧客から予約を受けます。その次に施設を貸し出している美容室の店舗に連絡して施設の利用ができるようにするのです。そして、顧客に施術を行い、借りた美容室の店舗に施設利用料を支払います。

面貸しの相場は、時間制の場合で1時間1500円程度になっており、歩合制の場合で売上の30%程度です。

フリーランスと一人経営ならどっちがいい?

独立して美容師として仕事を続けるにあたり、フリーランスの他には、一人で美容室を開業し、経営していく方法があります。この2つは、個人の腕のみで生計を立てる方法として共通していますが、店舗を持つ・持たないといった大きな違いがあるのです。

一人経営の場合

一人で美容室を開業し、営業していくといういわゆる一人経営の場合、開業するにあたって物件や設備などを用意する必要があることから、開業のための資金が多くなります。このため開業資金として、少なくとも800万円くらいを見積もって用意しておく必要があるといわれているほどです。

ただし、経営が軌道に乗り、売上が伸びていけばいくほど利益も大きくなるというメリットもありますので、ハイリスク・ハイリターンの経営といえます。

フリーランスの場合

フリーランス美容師の場合、一人経営と異なり、施設を用意する必要ないため初期費用をほぼ0円で、経営を始めることができるというメリットがあります。

しかし、店舗がない分、経営が目にとまらないことから、フリーランス美容師個人として集客をする必要があり、。具体的には、HPやSNSで存在をアピールするなど、宣伝活動を実施します。移動時間などが必要となるため、常に店舗で顧客相手に施術を行うことができないため、回転率が低く一人あたりの利益率も少ない傾向です。そのため、ローリスク・ローリターンの経営ということができます。

収入はどれくらいいう?

一人経営とフリーランス美容師とでは、収入はどれくらい違うのでしょうか。まず、フリーランスの場合は集客が難しいと考えると、1日あたり3名施術するとします。一人経営の場合、開店当初は顧客がまばらに来店すると想定して、1日あたり4名施術すると設定し、それぞれ1月分の収入を計算してみましょう。

一人経営の場合

・売上:客単価5,000円×1日あたり4名カット×26日営業(週6日営業)=52万円
・経費:家賃10万円+水道光熱費4万円+消耗品など6万円+宣伝広告費5万円=25万円
・利益:52万円-25万円=27万円

フリーランスの場合

・売上:客単価5,000円×1日あたり3名カット×26日営業=39万円
・経費:面貸しで売上の30%として、5,000円×30%×3×26日=11万7,000円(※ただし、交通費が必要な場合も。)
・利益:39万円-11万7,000円=27万3,000円

以上の試算をみてみると、フリーランスでも集客がうまくできれば、勤務美容師と同じくらい稼ぐこともできそうです。もっとも、面貸ししている店舗によっては、シャンプーなどを利用できない場合もあるため、経費負担が大きくなることもあります。また、施設利用料として売上の50%を設定している美容室もあるといいますので、経費が大きくかかるリスクもあるのです。

自分のやりたいことに合わせて選ぼう

一人経営の場合、設定した営業時間中は、来店者がいなくても店を閉めることができないという不自由さはあります。これに対して、フリーランス美容師の場合は、時間に縛られない働き方ができるため、休みたい日は予約を取らないようにするという自由さを持って働くことができるのです。

他方、フリーランス美容師の場合は、顧客を掴むために、いわゆる営業活動としてWEBツールを活用する必要が出てくるでしょう。また、顧客を逃さないためにしっかりコミュニケーションを取るなどの営業努力が必要となります。

これに対して、一人経営の場合、その店舗があるというだけで、その地域に密着している人への宣伝効果があるため、フリーランス美容師ほどの営業活動をせずとも、集客を見込むことが可能です。また、決まった時間に営業するため、休む時間も決まっているため、規則正しい生活などの安定感はあります。

どちらの働き方もそれぞれメリットとデメリットがあるといえますので、どちらを選択しても自由です。そのため、ご自身のやりたいことに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

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