ペット美容室を開業する人必見!電気代がとにかくかかる美容室でどう削減するか
目次
【ペット美容室を開業される方に役立つ電気代節約のお話】
ペット美容室は、通常のサービス業に比べて電気代をたくさん使用する業種であり店舗です。
例えばドライヤーの場合は、1台あたり15Aの電力が必要と言われています。
業務用のスタンドドライヤーを使用した場合は1台で20Aとなってしまうため、トリミング台が4台あると、それだけで15A×4台となり60Aとスタンドドライヤーの20Aで80Aの電力契約が必要になってきます。
また、その他のバリカンなどの電化製品もあるため、契約容量や電気代は大きな悩みとなってしまうでしょう。
また、大型犬なども扱っているペット美容室では1台では足りず、強い風で水分を吹き飛ばしてくれるペッカリーを使用している店舗も少なくないでしょう。
ペッカリーを使用して半乾きぐらいにしてからドライヤーを使用する方法だと乾きも早まり、ペットにとっても負担が軽減されていきます。
しっかり乾かしてからでないと、カットに影響してきてしまう必要があります。
そのため、通常のドライヤーだけではなく、ペッカリーの使用も考えていきましょう。
【店舗のトリミングに必要な機材と技術】
ペットをより可愛く、魅力的に見せるトリマーという仕事は、個人の腕が重要となる職業です。
トリマーは技術を身に付けることで、ファンやリピーターを獲得しやすく、比較的容易に開業しやすい職業と言われています。
とはいえ、トリマーになり店舗を開業するには、トリミングの技術と同様に資金面や経営、運営の手腕など、様々な条件をクリアしなければ成功しません。
自分にあったスタイルで運営していくことが重要です。
必要な機材一覧
バリカン
繁忙期には1日中使用していることもあるバリカンは故障のリスクが高いため予備として複数は用意しておきましょう。最低でも2つはあると安心です。
バリカン替刃
替え刃は繁忙期でもカットがしにくくなった際にすぐに交換できるようにしておく必要があります。特に使用頻度の高い1mmは必ず多めに用意しておきましょう。
トリミングテーブルサロンのメインステージであると同時に、お店の印象を決めるインテリアのひとつトリミングテーブルといっても丸タイプ、四角タイプ、油圧式、テーブル表面のラバーの色も様々です。
準備段階で決めておきたいのはお店の“テーマカラー”にあった色を選ぶこと。
また、将来出張トリミングの有無を考えて選んでください。
ブロアー、ドライヤー天井から吊るすタイプと、床置きタイプとがあります。
もちろんカラーも豊富です。
トリミングする場所がガラス張りであったりと内装の見栄えとかを気にするようであれば、乾かす際の身軽さでは床置きタイプの方が使いやすいでしょうが、床置きタイプはコンセントに足を引っ掛けてしまう恐れがあり、コンセントの先が壊れやすく、自分で修理ができない人は修理代が高くついてしまうのが難点です。
なので、とても混雑していたりと忙しいときに壊れてしまうと作業効率が一気に落ちてしまいます。
そのような場合は天井吊るしタイプを使用することをオススメします。
棚ペットをキレイにした後にペットに使用するリボンや耳掃除に必要な耳洗浄液、カット等に必要なバリカンの替刃や使っていないハサミなどたくさんの道具を保管しておくための棚が必要です。
これらの道具はすぐに取り出して使えるように腰の位置ぐらいの棚にすると、ペットのカット内容が書いてあるカルテが置けたりと便利です。
ゲージ
ゲージは動物取扱業申請時にも数の記入が必要で、保管頭数分対応できる数を用意してください。ゲージは汚れやすく傷が付きやすいので、なるべく手入れがしやすい床が外れるタイプや、丸洗いが可能なタイプを選びましょう。木製のものは取り扱いが難しいのであまりおすすめできません。
ペットホテルなども検討しているのであれば、6つは最初に用意しておくと安心です。
ドックバス
基本メニューであるシャンプーは使用回数が多いからこそ、楽しく効率的に行いたいもの。
そのためにはペットの快適性と機能性を兼ね揃えた自分のスタイルにあったドッグバスは欠かせません。
またドッグバスは最低でも2つ用意しておくといいでしょう。
これからペット美容室の定番となりうる設備にマイクロバブルバス発生装置(炭酸泉等)オゾンスチーム、酸素カプセルの設置点も増えているため将来的に考えていく必要があります。
【とにかく電気料金をおさえたい時は電気代の見直しを!】
お客様の大切な犬をお預かりしてトリミングします。
トリミング中は通常時でさえ、温度に敏感な動物である上に、怖がったり喜んだりと興奮してしまいがちなので、いつも以上に体温や体調に気を使って作業しなくてはなりません。
そのため夏場でも冬場でも冷暖房を節電するのは難しいでしょう。
また、冷暖房だけではなく、除湿機能も使ってあげてください。
犬や猫にとっての湿度は40~60%がいいと言われています。
適度な湿度を保って体調管理しましょう。
電力の自由化によって店舗でも、自由に電力会社を選ぶことができるようになっています。
電力会社を変えただけで、電気料金が大きく削減できたというところもあります。
電気代節約のために、複数ある電力会社のサイトを参考にして見直しの検討もオススメです。
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