ITシステムの導入で業務効率化!飲食店が活用するITシステム4選
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日本の生産性は先進国の中で最下位。中でも飲食店は特に、生産性が低いといわれているのです。
飲食店は、料理や飲み物を扱うため、食材を発注しなければなりません。しかし、その日の来客数に合わなければ、食材の不足や過剰といった状況に陥ります。また、料理をつくる人や料理を運ぶ人、接客をする人など、人材も多く必要です。
このように飲食店は、やることや悩みが多々。そこでITシステムを活用すれば、業務効率化につながることも多いのです。飲食店の業務効率化につながるITシステムには、どんなものがあるのでしょう。
来客予測システムでロス削減
来客予測システムとは、
- 曜日ごとに何人が来客したか
- 過去の売上はどれくらいか
- 近隣の情報
など各種データを集め、分析して予測を行うシステムのこと。このシステムを用いて、「どのくらい来客するか」を予測し、それに応じてスタッフの数や発注数を管理するのです。
データを集めて分析といった科学的な根拠を持つ予測により、仕入れや人件費のロスを削減。それどころか業務効率化を進めることも可能です。
WEB集客による来店数増
- ブラウザやGoogleマップを用いた情報検索
- SNSを活用したマーケティング
を用いれば、集客につなげられます。
たとえばGoogleマップの場合、ユーザーは今いる地点付近の店をマップ上で見つけるだけでなく、その店の営業時間やメニューを知ることが可能です。「近いけれどどんな店か分からないしなあ…」そんなユーザーの悩みをその場で解決してくれるのですね。
それには、Googleマイビジネスに店舗情報を登録しておくことが欠かせません。さらにSNSも活用すれば、
- 店舗について知ってもらう
- 新しいユーザーを引き込む
- リピーターの確保
といったことも可能です。
今は、検索されることを前提に、
- 各種情報を備えておく
- ユーザーに親しみをもってもらうための窓口をつくる
といった手法を取るのが当たり前ともいえる時代。できることは取り組んでおきましょう。
WEB予約システムによる簡素化
今や一般的になったWEB予約システム。ユーザーは予約が取りやすくなるため、非常に便利です。
それだけではありません。店舗側は、予約の確認が簡単になります。さらに、人が対応する業務が減るため、その時間を別の業務に充てて、業務効率化をはかることも可能なのです。
また、WEB予約システムは、さまざまな端末から利用でき、サービスも拡充しています。公式サイトだけでなく、他大手のサービスと連携し、そこから予約を可能にするシステムも。ユーザーは使い勝手の良いサイトや特典の多いサイトから選べるなど、お得が増えるのです。
最近は独自のスマホアプリを用意するところも増えています。インストールしてもらえるかはユーザー次第ですが、スマホから手軽に予約ができるため、リピーターになる確率も高まるでしょう。
発注管理システム
受注数をデータにして発注数を管理するシステムです。
- 受注に対して、仕入れようとする品物の発注数は噛み合っているか
- 在庫が減っているといった、発注しておいたほうがよい品物はないか
さまざまな点から、発注数を管理できます。
何より魅力なのは、人が調べなくても良い点。倉庫の品物を人が目視で確認していては、時間も人件費もかかります。間違いが起こることも増えますし、何より時代遅れといえるでしょう。しかし、発注管理システムを使えば、ロスの削減につながります。
各種ITシステムを活用して、ユーザーも店舗も喜ぶ状況に
ITシステムを活用すれば、業務効率化が可能です。それにより店舗は、食材を無駄にしたり、人件費がかさんだりといったことが減ります。何よりのメリットは、無駄な業務が減ることにより、できた時間を他の業務に使える点でしょう。
これにより、ユーザーが喜ぶ店舗に変わることも可能です。ITシステムを活用して、ユーザーも店舗も喜ぶ状況を生み出してみるのはいかがでしょう?
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