食器洗い機の省エネは進んでる?今と昔の消費電力
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食器類の洗浄から乾燥までを自動的に処理してくれる食洗機。手洗いと比較して家事の時間を大幅に短縮できるのはとても魅力的です。ビルトインタイプが一般的ですが、最近では卓上タイプも登場し、注目されています。これまで「置く場所がないから」とあきらめていた人も、ぜひ導入を検討してみませんか?
実際、食器洗い機を購入しようとなったらまず気になるのは消費電力です。毎日使うものなので「電気料金が跳ね上がるようならばやめたい」と、思っている人もいるでしょう。食器洗い機の消費電力について調べました。
食器洗い機っていつからあるの?
食器洗い機の歴史は結構古く、じつは1965年から販売されています。しかし、当時の家庭はキッチンが狭めに設計されていて置き場所がないことから、なかなか普及が進みませんでした。
一般家庭に食器洗い機が浸透し始めたのは1996年頃のことです。O-157などの食中毒事件が相次ぎ「食器の洗浄も食洗機でしっかりと行いたい」という需要が高まりましたが、それでも普及率は約25%にとどまりました。
新しい食器洗い機ほど消費電力が大きい?
15年前の食器洗い機は1回の食事の後片付けに約12円の電気代がかかりました。一方、最新の食器洗い機では1回稼働させるのに約20円かかるといわれています。
消費電力だけを見ると新しい食器洗い機ほど大きいため「中古でも古いタイプを買った方がいいのか?」と、考える人もいるかもしれません。しかし、それは最善の選択とはいえないでしょう。
なぜならば、古い機種の消費電力が小さいのはそれなりの理由があるからです。たとえば、15年前の食器洗い機は水ですすぎを行い、乾燥機能もついていませんでした。しかし、最新機種のすすぎはお湯で、もちろん乾燥機能もついているなど、格段の進化が見られます。
省エネタイプの最新機種がおすすめ!
食器洗い機の機能は年々進化を続けています。そのため、消費電力は大きくなってしまうのは仕方のないところですが、同時に洗浄や乾燥にかかる時間が短縮されているのも事実です。したがって、最新機種ほど電気代がかかるとはいわれていますが、古いタイプとほとんど差はないといっても過言ではありません。
もし、これから食器洗い機を購入しようと考えているならば最新の省エネタイプを選択してみてはいかがでしょうか。または「標準モード」「省エネモード」など、モード切り替えができる機種もおすすめです。
食器洗い機は水道代も要チェック!
食器洗い機は1回の使用で何リットルという水を使います。とくに15年前の食器洗い機では1回あたり約100リットル、30円ほどの水が必要でした。もし、1日3度使用するならば、一ヶ月の電気代は約3,000円になる計算です。
一方、最新の食器洗い機では1回あたりの水道料金は約3円です。1日に3度使用しても一ヶ月の水道代はわずか300円ほどです。食器洗い機を購入しても水道代が著しく高くなったと感じることはないでしょう。
まとめ
食器洗い機の消費電力は昔と比較して今の方が大きくなっています。水ですすぐだけで乾燥もしないという旧式と比較して多機能化しているので仕方ないともいえるでしょう。しかし、お湯でのすすぎや乾燥などの機能が付いているので、昔よりも食器をより清潔に管理することもできます。
また、省エネタイプの食器洗い機ならば、すすぎや乾燥にかかる時間が短縮されています。したがって、消費電力こそ大きいものの、じつは電気代は旧式とくらべてほんの少し高い程度なのです。
一方、水道代は古い型の方が圧倒的に高くなります。もし、あまりに古い食器洗い機を使っているならば、省エネタイプの最新機種へ買い替えて損はありません。ぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。
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