ダミーの防犯カメラを設置するときに気をつけておきたいポイント

ダミーの防犯カメラを設置するときに気をつけておきたいポイント

目次

  1. やってはいけない!間違ったカメラの設置方法
    1. 1.配線が不自然
    2. 2.ランプが点灯している
    3. 3.室内なのに屋外カメラ
    4. 4.カメラがあらぬ方向を向いている
    5. 5.カメラの設置位置が高すぎるまたは低すぎる
    6. 6.レンズに汚れがない
  2. ダミーカメラの正しい設置方法
    1. 1.ドーム型のダミーカメラを設置しよう
    2. 2.ランプを点灯させないようにしよう
    3. 3.木を隠すなら森の中
  3. まとめ

防犯カメラを設置するためにはそれなりの費用が必要です。そこで、一部の設置場所ではダミーの防犯カメラを使用することがありますが、実は間違った方法で設置してしまうと、簡単にダミーだと見破られてしまいます。

以下では、やってはいけないダミーカメラの設置方法と、正しい設置方法についてご紹介していきたいと思います。

やってはいけない!間違ったカメラの設置方法

万引き防止の目的でダミーカメラを設置したとしても、あるポイントを抑えておかないと、泥棒に「この監視カメラはダミーだ」と見破られてしまいます。

ここでダミーの見分け方を全て書いてしまうと泥棒の参考になってしまうため、全てはご紹介しませんが、以下では最低限抑えておきたいポイントについてご紹介していきたいと思います。ダミーカメラの設置を検討している方は是非参考にしてください。

1.配線が不自然

ダミーの監視カメラは電池を入れることで動きますが、実際のカメラは電源を供給するための配線が必要です。安いダミーカメラを購入してしまうと、そもそも配線がつながっていなかったり、これみよがしに長い配線がついていたりします。

電源が供給されていないであろうと思われてはダミーカメラの意味がありませんので、うまくカモフラージュできるようにしましょう。

2.ランプが点灯している

ダミーカメラの中には、「見ていますよ」というアピールをするためにLEDランプが点灯しているものがありますが、本物のカメラはランプを点灯させないものがほとんどです。皮肉にもランプが点灯しているものはダミーだと見破られてしまいます。

3.室内なのに屋外カメラ

防犯カメラには室内用と屋外用のカメラがあり、これは外見で判別することが可能です。それを知らずに屋外なのに室内用のカメラを設置したり、室内なのに屋外用のカメラを設置したりすると、これもダミーと見破られる原因になります。

4.カメラがあらぬ方向を向いている

ダミーの監視カメラは「設置してればOK」と考えてついついメンテナンスを怠ってしまいがちです。しかし、明らかに変な方向をカメラが撮影していると、すぐにダミーだと見破られてしまいます。また、ゴミが付着していてカメラの視界が遮られているにも関わらず放置されていたりすると、「見えてない」ということが簡単にバレてしまいます。

ダミーカメラとはいえメンテナンスは怠らないようにしましょう。

5.カメラの設置位置が高すぎるまたは低すぎる

監視カメラは高性能なものなら1つで5万円以上するものもあり、とても高価なものです。そんな高価なものをお客様の手に届くような場所に設置しようとは思いませんよね?しかしだからといって、脚立を使っても届かない位置に設置してしまうとメンテナンスができなくなってしまいます。つまり、設置の位置が高すぎても低すぎてもダミーだと判別されてしまうのです。

ダミーカメラの設置位置は床から3.5m付近、高くても4mくらいにしておきましょう。

6.レンズに汚れがない

本物のカメラは静電気が発生するためホコリが付着しますが、ダミーカメラは静電気が発生しないため、ホコリの有無でダミーだと見破られてしまうこともあります。

ダミーカメラの正しい設置方法

それでは、どのように設置すればダミーと見破られなくなるのでしょうか。以下では正しい設置方法についてご紹介していきたいと思います。

1.ドーム型のダミーカメラを設置しよう

ダミーだと判別されてしまう原因の多くは外観です。そして、外観で判別されにくいのはドームカメラです。ドーム型のカメラは一般のお客様からすれば威圧感が少なく、逆にどこを撮影しているのか判別しにくいため泥棒に対しては威圧感が強いカメラです。ドーム型のカメラは種類も多く、天井に設置すれば配線が見えなくても不自然ではないためプロの目でもダミーか本物かを判別することは困難だといわれています。

ということで、ダミーとして設置するカメラとしてドームカメラは非常に効果的なのです。

2.ランプを点灯させないようにしよう

多くの監視カメラはLEDを点灯させません。この知識を持った泥棒ならLEDランプが点灯しているだけでダミーだと見破ってしまいます。ランプがついているものでも電池を抜けばLEDランプは点灯しなくなるので、電池を抜くなどしてランプは消すようにしましょう。

3.木を隠すなら森の中

ダミーかどうかを判別しにくくするためには、やはり本物のカメラの中にダミーを設置することが効果的です。ダミーがあると分かっていてもどれが本物でどれがダミーか分からない状態にできれば、大きな抑止効果になります。

まとめ

ダミーの防犯カメラは少ないコストで設置ができるため、うまく活用すれば防犯効果が高まり店舗のロス金額を減らすことができます。しかし、ダミーだとバレてしまったときに泥棒の格好の餌食になってしまうというリスクもあります。

ダミーカメラの効果の抑止効果を高めるためには本物のカメラの中にダミーカメラを混ぜ込むことです。本物のカメラと併用して、防犯効果を高める手段として上手にダミーカメラを活用しましょう。

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