POSレジの導入はレンタル、リース、購入どれがいい?無料で導入する方法とは
目次
これから店舗を開業予定の人にとってレジの導入は頭を悩ます部分だと思います。POSレジは高性能な高いものを購入すると30万円以上の費用が必要になることもあります。
ただ、レジの導入方法には「購入」「レンタル」「リース」の3種類があり、無料で導入することもできるのです。今回は、POSレジの導入の方法についてそれぞれのメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。
POSレジの導入方法は3種類
POSレジを店舗に導入する方法は大きく分けて3種類あります。
一つはレジ機を購入する方法。実はレジ機もピンきりで、様々な種類があります。
例えばデータ分析などする必要がなく、キャンペーンなんかも特に実施しないという場合は3万円程度のレジでも十分かもしれません。ただ、分析や在庫管理が必要な場合は高性能なレジ機が必要になります。この場合30万円~50万円くらいするレジ機を購入しなければいけません。
二つ目は、リースをする方法。
リースとはリース会社に購入を依頼し、その物件なり製品を長期に渡ってリース会社から借りるという取引です。
リースは初期費用を無料もしくは少額でスタートすることができ、さらにレンタルに比べて月額費用も安くなります。また、自分が使いたいものをリース会社に購入してもらうことになるため、レンタルとは異なり利用できる製品の幅が広がります。ただし長期間の契約が必要となり、途中解約ができないためリスクは大きい方法と言えます。
最後に、レンタルをする方法。
レンタルは、レンタル会社が持っている製品に対して月額料金を支払って借りる方法です。
レンタルは短期契約も可能で手軽に始められる導入方法です。このため、多くの店舗ではPOSレジはレンタルによって導入されています。
特に個人経営の飲食店などの場合は「1年以内に40%が閉業」という事実があるため、リースや購入の場合はリスクが大きいためですね。
ここで気をつけたいのは、レンタルという仕組みです。月額が安いからといって安易に選んでしまうと、高額な初期費用が発生したりメンテナンスや故障時に費用が発生したりすることもあります。そのため、しっかりリスクが分散できるプランで契約することをおすすめします。
それぞれの支払方法のメリット・デメリット
以下では3つの導入方法にどのようなメリット・デメリットがあるのかについてご紹介していきたいと思います。
購入するメリット・デメリット
購入する場合のメリットは、長く使い続ける場合に支払うお金が安く済むということです。レンタルやリースの場合はPOSレジを借り続ける限りずっとお金がかかりますが、一度購入してしまえばランニングコストは必要ありません。
修理やシステム変更によって費用が必要になることはありますが、それでも支払う総額は購入するのが最も安く済みます。
デメリットとしては以下の3つが挙げられます。
- 最初にまとまったお金が必要になる
- アップデートはできない
- 固定資産税になるため、減価償却管理が必要になる
最近はIT技術の進歩によって目まぐるしく世の中は変わっています。これはレジ機にも言えることです。――例えば3年後今までのように現金による取引が続いていることを誰が保証できるでしょうか。もしかすると画期的な支払い方法が出てきて、現行のレジ機では対応できなくなってしまう可能性だってあるのです。
まとめると、購入によってレジ機を店舗に導入する方法は安い分リスクは高いということになります。
リースのメリット・デメリット
リースのメリットは最初にまとまったお金がなくても自分で選んだレジ機を導入することができるという点です。
一方で、ある意味では購入をするよりもリスクが高いかもしれません。というのも、リース会社と契約を行う場合、通常5年~6年は途中解約を行うことができないのです。これは大きなデメリットです。
特に契約期間中に廃業してしまった場合、この場合違約金を支払うか無駄なものを借り続けて毎月リース料金を支払わなければいけません。
リースはレンタルと購入のメリット・デメリットの間をとったような契約方法だと考えておきましょう。
レンタルのメリット・デメリット
レンタルのメリットは、いつでも解約が可能である点です。また、会社にもよりますが初期費用も不要で故障しても無料で修理してもらうこともできます。そのためリスクが最も少ない導入方法となります。
いつでも解約が可能ということは、常に最新のレジ機を導入できるということでもあります。世の中の流れが変わると同時にレンタル会社を乗り換える……みたいなこともできてしまうのです。
一方デメリットとしては、月額料金が高いということ。長期間借り続けるのであれば、リースや購入によって導入するのに比べて費用が嵩んでしまいます。また、レンタルできる機種には限りがありますから、自由に機種を選択することができません。
レンタルはリスクを分散することができますが、その分長く店舗を運営できたときに費用がかかってしまうというローリスク・ローリターンなPOSレジの導入方法であると言えるでしょう。
それぞれのメリット・デメリットまとめ
これらメリット・デメリットをまとめると以下の通り!
購入 | リース | レンタル | |
初期費用 | 高額 | 少額 | 少額 |
維持費用 | 無し | 安い | 高い |
契約期間 | 無し | 5~6年 | 数日~ |
自由度 | 高い | 高い | 低い |
リスク | 高い | 高い | 低い |
レジの導入ならレンタルがおすすめ
上記のような傾向から、レジの導入にはレンタルが選ばれる傾向にあります。開業時にはある程度高いリスクを取ることになりますから、少しでもリスクを分散しておきたいと考えるのは自然なことです。
それに、近年はますますキャッシュレス化が進んできています。日本人は未だに大量の現金を持ち歩いていますが、アメリカではもう現金を持ち歩いている人はいないなんて話も聞いたりします。こういった世界的な時代の流れからも、今後数年で画期的な支払い方法が出てくるかもしれません。レンタルでPOSレジを導入しておくと、革新的な技術革命によって起こるかもしれない支払い方法の変更にも対応しやすいのです。
まとめ
さて、「レンタルがおすすめ」とは言っても様々なレンタル会社があります。月額料金が安い分、初期設定に費用がかかったり故障時の対応が有料であったりする契約もあれば、月額料金は高くてもそれ以外に追加料金が一切かからないという契約もあります。
こういったレンタル会社を一人で比較検討するのは非常に大変だと思います。営業マンは商品を売るために聞こえの良いことしか言いませんし、インターネットで情報を集めようにも情報量が膨大すぎて比較しきれません。
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