電気代を節約するための電化製品の選び方
目次
「最新の電化製品は機能が多いのだろうけど、そこまで必要ないし……」などと、いつまでも古い電化製品を使い続けている人もいるかもしれません。しかし、旧式、最新式で違うのは機能だけではないというのはご存知でしたか?
じつは、家電の省エネ化は年々進んでいます。家電を買い換えるだけで電気代節約になることも少なくありません。電気代節約のためには、どのような点に注意して電化製品を選べば良いのか詳しく解説しましょう。
省エネラベルをチェックする
省エネラベルとは、国が定める省エネ基準を達成しているかどうかを示すラベルのことです。製品本体やカタログなどに貼られているので、必ずチェックするようにしましょう。
もし、省エネ基準を満たしているならば緑色、満たしていない場合はオレンジ色のeマークがついているのが特徴です。製品本体やカタログなどに貼られています。
省エネラベルには省エネ基準達成率、年間消費電力量が記載されています。省エネ基準達成率がより高く、年間消費電力量が少しでも小さい製品を洗濯すれば、電気代を節約することができるでしょう。
不必要な機能がないものを購入する
最新の家電は省エネ設計になっているばかりではなく、多機能なことも特徴的です。「こんな機能もあるのか!」と、感動することもあるかもしれませんが、その機能を使うことがあるのか一度頭を冷やしてよく考えてみることをおすすめします。
一方、省エネ対策に有効な機能が付いているものは積極的に選択するようにしましょう。たとえば、使わない時は自動で電源OFFになるような機能があれば便利です。家電量販店で「できるだけ電気代を節約できる機能を持つ製品が欲しい」と相談してみるのも良いでしょう。
消費電力の正しいチェック方法
どの電化製品でも消費電力の記載があります。消費電力とは1時間あたりに使用する電力のことです。当然のことながら、消費電力が小さいほど電気代もかかりません。
しかし、いくら消費電力が大きくても使用時間が少ない電化製品ならば電気代はさほどかかりません。たとえば、ドライヤーやレンジなどは、消費電力はあまり気にせずに好きな製品を選んでも問題ないといえます。一方、24時間電源が入ったままの冷蔵庫などは消費電力を厳しくチェックする必要があるといえるでしょう。
この製品はこう選ぶ!買い替えのポイント
冷蔵庫
何人家族か、買い置きは多い方なのかなど、使用状況に応じて適切なサイズを選びましょう。容量が大きくなるほど電気代がかかるというわけでもありません。それよりも設置場所で放熱できるスペースを作れるサイズを選ぶことが電気代節約につながります。
エアコン
部屋の広さ、日当たりなどに応じて適切な機能を持ったエアコンを選択するようにしましょう。マンションなど気密性の高い空間では換気機能が付いていた方が、電気代がかからないこともあります。
テレビ
大画面ほど電気代がかかります。大画面は人気を集めていますが、部屋の広さとマッチしていなければ、映像を楽しむ妨げにもなります。画面の高さの3倍という適切な視聴距離を保てるサイズを選ぶようにしてください。
まとめ
電化製品を買い換えることで「驚くほど電気代が安くなった!」という人は案外多いものです。「まだ使えるのにもったいない」という意見ももっともですが、省エネのために電化製品の買い替えを検討するのはけっして無駄遣いではありません。
しかし、電化製品ごとに買い替えの際に注意したいポイントもいくつかあります。日頃、どのような使い方をしているのか見直して、ライフスタイルに合致した節電効果の高い製品を選択してみてはいかがでしょうか。
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