1カ月にかかる 業務用食器洗浄機の電気代はいくら?食器洗浄機を使うメリットは?
目次
1カ月にかかる業務用食器洗浄機の電気代がいくらくらいになるのか、ご存じでしょうか?実際に試算してみた結果を、業務用食器洗浄機の注意点や食器洗浄機を使うメリットとともにお伝えします。
1ヶ月の電気代を試算してみた
ホシザキ製の業務用食器洗浄機2つから、1カ月の電気代を試算してみました。
- JWE-680B
- JWE-550B-HP
JWE-680B
JWE-680Bの消費電力は最大で1.3kW。また電圧は三相200ボルトですので、東京電力の動力プラン1kWhあたり17円として計算します。
これをもとに電気代を試算すると、1時間フル稼働させた場合の電気代は22.1円。そして1日3回、30日使った場合として計算していくと、1ヶ月の電気代は1,989円になります。
JWE-550B-HP
JWE-550B-HPの消費電力は最大で0.76kW。また電圧は単相100ボルトですので、低圧電力となり、1kWh/27円として計算します。すると、1時間フル稼動させた場合の電気代は20.52円。1日3回、30日使った場合における1ヶ月の電気代は1,846円となるのです。
なお、両方の製品に付属するガスブースターについては、消費電力が60Wほど(0.06kWh)ですので、1時間1.62円程度と見込まれます。
業務用食器洗浄機の注意点 電気代だけでなくガス代もかかる
業務用食器洗浄機にはガスブースターもついているため、ガス代もかかるのです。電気だけでなく、ガスのプランや料金も気にしておかなければなりません。購入前に、気になる製品の全容をきちんと調べておきましょう。
業務用食器洗浄機の電気代を削減するには
一体どうやったら、業務用食器洗浄機の電気代が削減できるのでしょうか。
それは、できるだけ食器をまとめて洗って、使用回数を少なくする方法です。そもそも使うだけで電気代とガス代がかかってしまいます。それを考慮して、できるだけ使わないことで、料金を削減するのです。
手洗いと食器洗浄機、2つから見るコスト
とはいえ、全部手洗いにするともの凄くコストがかかることも事実。ここで、ホシザキが発表しているデータを見てみましょう。500人分の食器、約2,000枚の食器を洗った際、手洗いでは、
- 洗剤
- 人件費
- 電気、ガス、水道
すべて含めて10,471円かかります。
しかし、業務用食器洗浄機を使うと、すべて含めても2,100~3,200円ほどで済むのです。何と、手洗い時の5分の1程度までコストダウンしてしまうのですね。
また、手洗いの場合、1時間に洗えて200枚ほどですが、食器洗浄機を使えば、1時間に洗える数は400~1,040枚くらいまで増えるのです。計算すると大体2~5倍ほど。効率化に良い影響をもたらすでしょう。
さらに、食器を壊してしまう可能性も減少します。ホシザキの調査によれば、手洗いの際、食器を壊してしまう率は1%程度。しかし食器洗浄機を用いると、0.2%以下になるのです。人の場合、どんなに気を付けていても、うっかりはありえます。しかし食器洗浄機を用いれば、それも防げるのですね。
そして、考えてみてください。スタッフが食器を洗っていたら、接客や調理の合間、片付け、さまざまな場面で「洗う」ために時間がかかってしまうのです。また、水場を「洗う」ために占有してしまうので、作業が進まないことも増えるでしょう。
つまり、食器洗浄機を使った際に得られるメリットのほうが多いのです。食器洗浄機を積極的に使ったほうが、
- 人件費や備品のコストダウン
- 水道や電気、ガスといったランニングコストを削減
- 業務効率化
すべての面でよい影響がでるといえるのですね。
業務用食器洗浄機を導入してメリットを活用
1カ月にかかる業務用食器洗浄機の電気代は、1,800~1,900円ほど。しかし、食器洗浄機自体、効率化やコストダウンなど、電気代を上回るだけのメリットが豊富なのです。業務用食器洗浄機を導入して、メリットを活用してみてはいかがでしょう?
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