アイスクリーム店の店舗にかかる電気代、節約するにはどうしたらいいの?

アイスクリーム店の店舗にかかる電気代、節約するにはどうしたらいいの?

目次

  1. アイスクリーム店の電気代は1日いくらかかる?
  2. アイスクリーム店の電気代を削減するポイントは?
    1. エアコンの節電は効果的!
    2. 冷凍庫は置き場所と温度設定を見直す
    3. 照明はLEDに取り替える
  3. 電気代金プランの見直しでさらに節約可能!
  4. まとめ

アイスクリーム店の電気代は1日いくらかかる?

アイスクリーム店の1日分の電気代はいくらでしょうか?一般的な飲食店店舗の電気料金は年間100万円程です。これを参考にアイスクリーム店の電気代を割り出していきましょう。

アイスクリーム店が他の飲食店店舗と違う点は、厨房での調理がほとんどないかわりに大きな冷凍庫が必要だということです。仕入れたアイスクリームを補完するには、業務用の容量の多い冷凍庫は不可欠なもの。そして他の調理器具は使用しない時間は電源を切っておけるのに対し、冷凍庫は営業時間外でも24時間電源を切ることはできません。

アイスクリーム用の業務用ディッピングケースで計算していきます。ディッピングケースはさまざまなメーカーの物があり、消費電力はそれぞれ違います。今回はパナソニックのSCR-VD20Nで計算していきます。幅1840㎝、奥行き905㎝、高さ1124㎝で4~5リットルのアイスクリームバットが展示20個、ストックなら24個収納できます。

消費電力は単相100Vの場合88Wです。このディッピングケースを24時間使用した場合、電気代は54.91円です。ショーケース販売用に2台、ストック分2台を稼働させたとして、一日の冷凍庫分の電気代は約220円です

その他の電気代は飲食店店舗の典型的なケースである年間100万円をもとに割り出してみると、エアコン2台分で1,277円、照明代が794円、その他82円ほどです。アイスクリーム店は厨房分の料金がかからないとして、一日の電気代の合計は約2,373円となります。

参考:
パナソニック業務用冷蔵庫ショップ
http://www.sanyoreizouko-daiki.jp/product/583

エアコン.電気代・電気料金の計算
https://www.haluene.co.jp/simulation/

業務用エアコン対策本部
http://www.industrial-aircon.com/master/restaurants/

アイスクリーム店の電気代を削減するポイントは?

アイスクリーム店の電気代を削減するにはどうすればいいのでしょうか?飲食店店舗はお客様がいつ来るかわからない分、照明をこまめに消したりすることはできません。アイスクリーム店でできる電気代を削減するコツをご紹介します。

エアコンの節電は効果的!

アイスクリーム店の電気代を削減したい場合、気を付けたいのがエアコンの温度調節です。飲食店店舗での電気代で一番大きな割合を占めているのが空調設備であるというデータもあります。

アイスクリーム店は冷たいものを食べる場所です。夏は空調が効きすぎていると肌寒さを感じてしまう方もいます。エアコンの温度設定は、夏は1℃上げると約10%の節約になります。お客様が少ない時などは温度設定を見直しすることが大切です。

参考:
節電のポイント エアコンの上手な使い方 – 富士通ゼネラル JP
http://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/howtouse/

・フィルター掃除は週に1回以上!
また、エアコンのフィルター掃除をこまめにすることも大切です。フィルター掃除をした場合、する前に比べて7%近く電気代を削減できるという結果もあります。家庭用エアコンよりも業務用エアコンは消費電力も多いため、フィルター掃除の効果も大きくなります。週に1度はフィルターを掃除して、エアコンの消費電力を削減しましょう。

参考:
測ってわかった、エアコンのフィルター掃除をするだけで7%近く電気代が削減!|エネチェンジ
https://enechange.jp/articles/air_conditioner_cleaning_hems

冷凍庫は置き場所と温度設定を見直す

冷凍庫は電源を落とすことはできませんが、周囲に物を置かないようにして冷凍庫自体に熱がこもらないようにするとよいでしょう。背面側面を壁から5から10センチほど開け、冷凍庫の上にも物を置かないようにします。特にバックヤードのストック用冷凍庫はお客様から見えない分、まわりに物を置いてしまいがちなので注意するとよいでしょう。

冷凍庫の温度設定を見直すこともおすすめです。店内に置いたショーケース型の冷凍庫は外気が入ってしまうため低い温度設定を保たなくてはなりません。しかし、バックヤードのストック用冷凍庫は開け閉めの回数が少ない分、冷気を庫内にとどめておくことができます。その分、温度を高めに設定しても大丈夫です。冷凍庫の温度設定を見直すことも電気代の節約につながるので、ぜひチェックしてみてください。

照明はLEDに取り替える

清潔で明るいイメージが大切な飲食店では、店内の照明を昼間でもつけておかなくてはいけません。その分、照明器具を変えることで電気代を節約することができます。蛍光灯や白熱灯を使っている照明があれば、LEDに変えてみましょう。消費電力をかなり削減することにつながります。

参考:
測ってわかった、エアコンのフィルター掃除をするだけで7%近く電気代が削減!|エネチェンジ
https://enechange.jp/articles/air_conditioner_cleaning_hems#7

電気代金プランの見直しでさらに節約可能!

アイスクリーム店の店舗にかかる電気代をさらに節約したいなら、電気代金プランの見直しも効果的です。営業時間が決まっている飲食店では、電力使用のピーク時は決まっています。使用量や使用時間に合わせてプランを変更することで、電気代が大きく変わるのです。

電気代金プランを見直したい場合は、まず契約している電力会社に連絡を入れ、プラン見直しの依頼をします。連絡先がわからないという方は、電力会社から送られてくる使用用のお知らせをチェックすると記載されています。

さらに電力の自由化で、電力会社を変えることもできるようになりました。現在の電力会社だけでなく、違う電力会社のプランをチェックしてみましょう。電力会社を変えることで電気代が安くなる可能性もあります。WEBサイトなどで比較見積もりができるものもあります。気軽にできるのでチェックしてみるのもおすすめです。

まとめ

店舗経営のランニングコストで大きな割合を占めるのが電気代です。電気は毎日使うものだけに、節約してなるべく金額を抑えたいものです。すぐにできるものもたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください

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