節約しているのに電気代が高い!その原因とは?
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毎月必ずかかる電気代が節約できれば、その効果は絶大です。しかし、節約するためにさまざまな努力をしているのに、電気代がなかなか下がらないとお悩みではありませんか?節約の方法が効率的でなかったり、方法が間違っていたりする場合には、電気代の節約は、うまくいきません。また、そもそもの電気機器や設備に問題があって節約効果が出ていない可能性もあります。もし、設備に問題がある場合は危険もともないますのでいち早く対応が必要です。
電気代の節約は、正しく取り組めば確実に効果があらわれます。まず電気代が高くなる原因を知り、一つひとつ対策をおこなっていきましょう。節約のポイントもあわせてご紹介します。
電気代が高くなる原因
節約しても電気代が高い原因には、季節的な要因のほか、漏電によって設備に問題があり電力消費量が増えているケースや、節約の方法が間違っていることが考えられます。
漏電
漏電とは、電気製品や配線から電気が漏れ出てしまうことをいいます。電気設備の破損や老朽化だけでなく、水回りの老朽化でも起こることがあるため注意が必要です。通常漏電が起きるとブレーカーによって電気が遮断されますが、ブレーカーが故障して漏電が続いた場合には、電気代が使用量よりも大きく上がります。漏電は感電や火災の原因になりますので非常に危険です。漏電が疑われる場合には、すぐに専門業者に連絡して修理を依頼しましょう。
季節的な要因
電気の使用量は季節によって変動します。エアコンは夏よりも冬の暖房の方が電力を使いますので、電気代は必然的に高くなります。また、動力プランを契約している場合は夏季は電気料金単価が上がります。
間違った節電方法
実は節電をおこなっているつもりが、逆効果となっている例もあります。代表的なものがエアコンです。ほかの電気製品はこまめにスイッチをオン・オフすると節約になりますが、エアコンについてはこまめに切ることで温度の変化が大きくなるため、余計なエネルギーが必要となります。結果、つけっぱなしにしているよりも電気代が高くなることがほとんどです。
効果が高い節約方法
電気代が高くなる方法をご紹介しましたが、逆にどのような節約方法が必要なのでしょうか?次は効果が高い節約方法を見ていきましょう。電気についてよく知ればオトクな電気の使い方ができるはず。次の3点に注目です。
エアコンの使い方を見直す
エアコンは消費電力の大きな家電ですので、正しく節電に取り組めば大きく電気代を節約できます。冷やしすぎ、温めすぎをせず適切な温度設定にすることはもちろんですが、効率的に運転させることも大切です。夏場は室外機に直射日光があたらないように日よけをし、場合によってはフィンに水をかけて冷やすとよいでしょう。また、冬はこたつやホットカーペットなどの補助暖房機器をうまく利用すると、設定温度を必要以上に上げなくてすむため電気代の節約につながります。
電力会社を見直す
消費電力が大きい場合には、電力会社の見直しも有効です。電力の自由化により、さまざまな企業が電気事業に参入しています。会社によっては料金プランがお得なだけでなく、携帯電話やガスなどと契約をまとめることで、さらに割安となる場合もあります。現在の使用量でほかの電力会社でどのくらいの料金になるのか、試算してみるとよいでしょう。
家電を新しくする
古い家電は消費電力が大きいため、新しい製品に買い換えることも有効な方法です。特にエアコンについては、2000年以前に製造されたものと最新のものでは2割ほど電気代が違うといわれています。
まとめ
電気代を節約することは、家計を助けるだけでなく地球環境保護にも役立ちます。節約の結果は本来必ずあらわれるものです。節約しているのに効果が出にくい場合には、節約の方法が正しいかどうか、設備に問題がないかどうかを確認しましょう。
また、電力会社の乗り換えも節約に効果的で、今までと同じ電気の使い方でも電気代が安くなる可能性があります。手間がかからず即効性のある節約方法ですので、ぜひ活用を検討してみましょう。
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