電子看板を設置するメリット・デメリット
目次
最近、デジタルサイネージと呼ばれる電子看板を設置するお店が増えています。従来のポスターなどより存在感はありますが「費用がかかりそう」「本当に効果があるの?」など、導入をためらっているオーナーも多いのではないでしょうか。
一方、電子看板の広告効果を実感している店舗が少なくないのも事実です。そもそも電子看板とは何なのか、これまでのポスターなどにはないどのようなメリットがあるのか、詳しく解説します。
電子看板とは?
電子看板とはディスプレイに映像などを流す広告のことです。デジタルサイネージ、電子ポスターなどといわれることもあります。
電子看板が登場した当初は、駅やデパートで目にすることが多かったかもしれません。しかし、最近では小さな飲食店などの軒先に電子看板が掲げられていることも多くなりました。
導入コストが低下したこともあり、電子看板はより身近な存在となったといっても過言ではありません。今や個人経営のお店でも手が届くものなのです。電子看板は以下のような数多くのメリットがあるので、ぜひ導入を見当してみてはいかがでしょうか。
電子看板のメリット
訴求力が高い
電子看板は基本的に動画広告です。ポスターにはない音楽等の演出効果もあり、より消費者の目にとまりやすいといえます。これまで以上の高い訴求力を期待できるでしょう。
手間がかからない
ポスターは入稿、印刷、手貼り、撤去など何段階もの手間がかかりました。ところが、電子看板ならばデータを変更するだけで新しい広告を表示することができます。
場所をとらない
ポスター何枚分もの広告を、1台のディスプレイに切り替えながら表示することも可能です。
つねに最新情報を届けられる
電子看板ならば、広告の内容を毎日変更することも簡単です。つねに最新情報を届けられるのもメリットといえるでしょう。
電子看板のデメリット
以上のように電子看板にはさまざまなメリットがありますが、一方でデメリットもあります。
ディスプレイが高い
電子看板には、たとえば、プレイヤー内蔵の屋外用ディスプレイが必要です。50インチ程度は欲しいところですが、となると50~80万円はかかってしまいます。
電気代がかかる
一般的な明るさで50インチ程度の電子看板を運用した場合、1ヶ月に2,000円程度の電気代がかかります。しかし、費用対効果を考えると一概にデメリットとはいえないかもしれません。
制作スキルが必要
電子看板を流すには、まずコンテンツ・マネジメント・システムを構築しなければいけません。かつては自社サーバーが必要でしたが、最近ではクラウドサービスを月額3,000~10,000円で利用できます。コンテンツとなる動画を編集するスキルも欠かせませんが、習得する時間がないならば業者を利用しても良いでしょう。
電子看板を設置するなら注意しておきたいこと
目的を明確にする
「キャンペーンの告知をしたい」「オシャレなイメージを打ち出したい」など、何を目的するのかまずはっきりさせましょう。
情報を詰め込みすぎない
ポスターよりは気にとめてもらいやすい電子看板ですが、何分も立ち止まって見てくれる人は稀です。一瞬で把握できるようなインパクトのある映像を作るようにしましょう。情報を詰め込みすぎた長い映像はむしろ逆効果です。
まとめ
電子看板を始めるには、どうしても初期費用がかかりますし、コンテンツを作成したり管理したりするスキルも必要です。しかし、一度軌道に乗せてしまえば、コストをかけずに効果的な広告を次々と配信することもできるでしょう。
むしろ、ポスターなどと比較して費用対効果に優れているともいえる電子看板。ポスターのように撤去後はゴミになるといったこともない、環境に優しい広告ともいえます。ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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