フットサルクラブなどの教室・スクールを起業する場合の電気代のコストは?

フットサルクラブなどの教室・スクールを起業する場合の電気代のコストは?

目次

  1. 「フットサルクラブを起業する場合の電気代のコストは?」
  2. 「フットサル場の電気代を抑えて経費を節約する」
  3. 「教室・スクールの電気代削減には新電力会社を選ぶことが必須!」

「フットサルクラブを起業する場合の電気代のコストは?」

フットサルは、1チーム5人でプレーでき、サッカーと比べて試合時間も短く、気軽に楽しめるスポーツです。地元の友達や仕事仲間と一緒に、休日や仕事帰りにプレーしている人も多いのではないでしょうか。フットサルクラブを起業したいと思っている人に、電気代はいくらかかるのか、どうすれば節約できるのかをお伝えします。フットサル教室の月謝は、定員20名、週に一回一時間余りのレッスンを受ける小学生の場合、5千円前後です。
また、東京にあるフットサルコートの1時間あたりの利用料金の相場は、6千円から1万8千円です。平日より休日のほうが料金設定が高く、また会員は非会員より少しお得になりますが、その代わりに入会費などが発生します。この料金から、フットサルクラブの初期投資や運営にお金がかかるのでは、と推測される方も多いかもしれません。フットサルクラブを起業するには、当然まとまった資金が必要です。

広大な土地が必要となり、グラウンドの人工芝や照明器具の購入に費用がかさみますので、ランニングコストである電気代は節約したいところです。フットサルコートは大きく分けると、屋内、屋外のほか、ビルやデパートの屋上にあります。ここでは、屋外にあるフットサルコート一面あたりの電気代を調べてみます。日本フットサル連盟によると、ピッチのサイズは、縦20メートル、横40メートルですが、実際にはもっと狭いところが多いようです。

照明は、ただ暗闇を照らすだけでなく、安全、快適にプレーするため、JIS(日本工業規格)が定める「照度基準」を参考にして設置することが望ましいです。ピッチの四隅に二灯ずつ700Wの水銀灯を設置し、一日5時間、22/1kWh で照明を使用した場合、消費電力が合計5600Wで、一日当たりの電気代は、低圧契約(1W 約22円)の場合、約616円となります。この数字をいかに小さくするかが重要になってきます。

「フットサル場の電気代を抑えて経費を節約する」

フットサル教室・スクールの電気代を抑えるにはどうすればよいでしょうか。いくつか方法があります。フットサルコートによく使われる照明は、消費電力が高い順に、水銀灯、メタルハライドランプ、LEDです。水銀灯やメタルハライドランプをLEDに替えれば、消費電力を大幅に削減できます。

例えば、400Wの水銀灯を118W のLED投光器にすれば、282Wの節約になります。コートが複数面あるとして、36か所交換した場合、10,152Wもの差が生まれます。強力な広角反射板を使用することで、118W のLED投光器は、400Wの水銀灯と同じくらいの明るさを実現できるのです。無電極ランプは、電極がないランプのことで、電極の劣化が起こらないため長持ちするのが特徴です。LED照明よりも寿命が長く、現在出回っている照明のなかで最も長持ちすると言われています。省電力にも効果を発揮します。例えば、1000Wの水銀灯から、300Wの無電極ランプに替えると、電気代が3分の1以下になります。

無電極ランプは、広いピッチをムラなく照らしてくれるので、フットサル場の照明に適しています。また、スイッチを入れた途端に明るくなるので、必然的に電気を使用する時間が短縮されます。水銀灯は目がチカチカしますが、無電極ランプはチラつきがなく目に優しいのです。いいことづくめですが、難点は、大型照明向きで家庭での使用には適していないこと、まだあまり流通しておらず高額なこと、発光部がガラスでできているので割れやすいことなどです。学校や仕事が始まる前に教室・スクールに通いたい人もいるでしょう。朝や日中の明るい時間に教室・スクールを行えば、照明を使用しないので節電につながります。「朝割」として夜間のレッスンより料金を安く設定すれば、集客を見込めます。また、屋内施設と屋外施設を比較すれば、電力消費の差は明らかです。

屋内施設は、冷暖房施設を整えなければならず、電気代が莫大になるので、省エネの観点からは、フットサルコートは屋外に限ります。

「教室・スクールの電気代削減には新電力会社を選ぶことが必須!」

2016年4月1日より、家庭や店舗向けの電力の小売りが全面自由化され、電気料金を節約できるようになりました。これまで家庭や店舗の電力は、東京電力など、地域に根付いた電力会社が販売しており、どの会社から買うかを各自で選ぶことはできませんでした。ところが、電力の小売りが可能となり、電力を提供する会社やサービスを選べるようになったのです。これにより、各自のニーズに合ったさまざまなサービスが誕生し、遠く離れた会社を選ぶことも可能になりました。

ハルエネ電気を例に取ると、法人向けプラン、家庭向けプラン、法人と家庭どちらも利用できるプランがあり、法人向けプランは複数のプランから選べるようになっています。契約電流(アンペア)や、使用電力量に合わせ、さまざまな選択肢が用意されています。新しい電力サービスを提供する小売電気事業者は、電力会社の送電網を通して電力を供給するため、取り付けの工事をする必要がありません。ただ、メーターはスマートメーターの設置が必要となります。会社を替えたら、電力の供給が不安定になったり、停電などのトラブルが起きるのでは、といった心配も無用です。送電の質が変わる訳ではありません。

ではなぜ電気代を節約できるのでしょうか。小売り会社は、発電事業を行う会社から、安く電力を仕入れているためです。他にも、設備投資を抑えたり、人件費などの固定費が膨らまないようにしています。現在、電気代を支払っている会社が一般電気事業者であれば、他の会社に切り替える時、解約金などは発生しないのが一般的です。ただ、契約によっては発生する場合もあります。

このように会社の変更は比較的簡単にできます。教室・スクールの電気代節約のために新しいサービスを検討してみましょう。

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