【経営者必見】業務用エアコンの上手な節電方法とは??
目次
業種に関わらず店舗運営や経営において、エアコンの使用方法は利益に大きな影響を与えています。
例えば、暑いにもかかわらず空調の設定温度が高すぎるとお客さんの滞在時間は短くなりますし、リピーター獲得の機会損失にも繋がるかもしれません。これは寒い時期にも同様です。
一方で、ただ闇雲に設定温度を高く、あるいは低く設定してしまえば莫大な電気代が発生し大きな損失に繋がるでしょう。
今回は、多くの店舗で使用している業務用エアコンを「正しく」利用して電気代を削減する方法を解説いたします。
業務用エアコンは節電のポイント!
業務用エアコンは当然のことながら一般的な家庭用エアコンに比べサイズが大きく、馬力も比較になりません。空調や温度調節機能をより強化しており、短時間で広いスペースの温度を調整できる等の利点があります。
消費電力が多い分、莫大な電気代がかかることも事実で一概には言えませんが家庭用エアコンに比べ、数倍から十数倍の電気代がかかるそうです。
しかし、見方を変えれば、エアコンの使い方次第で大幅な電気代の節約が可能と捉えられます。
それでは、店舗で業務用エアコンを使用する際に電気代を節約するにはどのような方法があるのでしょうか。
工場やオフィスでの節電方法
○工場での使用
工場において業務用エアコンの利用は不可欠と言えるでしょう。ここでは工場での業務用エアコンの使用における電気代の節約方法を考えていきます。
工場の場合、元来空調機能が整っていないだけでなく、物品等を製造するための機械が発する熱により、建物内の温度は上がりやすい傾向です。このような状況下では業務用エアコンを複数台利用する必要があるでしょう。
そこで、作業員をできるだけ熱を発する機械から離れた場所に集めて作業をしてもらい、人がいないスペースのエアコンは電源を落とすといった工夫がおすすめです。
○オフィスでの使用
オフィスでの消費電力のうち、約半分を空調機器が占めています。
ついなんとなく温度を設定しがちですが、適温を保つことは節電につながります。適温とは、冬場は22℃~23℃以下、夏場は26~27℃以上とされています。湿度によっても体感温度が変わるので、湿度計があるとより効率的な節電が可能です。
温度管理以外にはエアコンのフィルター清掃も重要です。フィルターにほこりが詰まっていると空気の循環が悪くなり、消費電力が増えてしまいます。少し手間はかかりますが、2週間に1度のフィルター清掃を心がけましょう。
空調の温度設定で電気代は節約出来る!
家庭内でのエアコン利用は多少我慢がきくと思います。
例えば、暑くなってきても梅雨が明けるまで冷房は使わないと決めて実行すれば簡単に節電ができるからです。
しかし、店舗運営ではお客さんの快適さが優先のため、ほぼ一年中冷房か暖房をつけなくてはいけません。方針を変えずに電気代の節約は不可能なのでしょうか。
結論から言ってしまうと、大幅な電気代の削減は難しいものの、温度設定をこまめに調整することで、若干の削減は可能になります。
例えば、月ごとの設定温度をあらかじめ決めておき、天候によっては更に高く、あるいは低く設定するという方法です。
毎日行っていれば、年間の電気代が大きく変わります。「塵も積もれば山となる」の考え方を忘れず、節電のための取り組みを日々行うことが大切といえますね。
また、それでも更に電気代の削減をしたい場合には、電力会社を乗り換えるのも有効な手段です。
2016年4月に始まった電力の自由化に伴い、電力販売事業を始めた企業の多くは独自の料金プランを考案することにより、競合他社との差別化を図っています。
例えば、法人を対象とした料金 プランを5つ揃える「ハルエネでんき」のような会社は、法人を主なターゲットとしていることは明白ですので、店舗運営に当たって は非常に有益な存在と言えるでしょう。
このような企業が 打ち出す料金プランを吟味し、料金のシミュレーション等も行った上で電力会社の乗り換えに踏み切れば、より大きな電気代削減効果が望めます。
今回は業務用エアコンに焦点を絞り、電気代を節約する使用方法などについて解説いたしました。
店舗の規模等によっては、家庭用の省エネエアコン等を使用した方が電気代を削減できるといったケースもありますので、これから開業を考えている方には、まずはご自身の店舗の条件を把
握し、使用するエアコン選びから始めてみることをおすすめします。
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