電気契約のプランを確認したい!どうすればいい?

電気契約のプランを確認したい!どうすればいい?

目次

  1. 契約している電気料金プランの確認方法
  2. 電気料金を比べてみよう
  3. 電力自由化で電気料金が高くなることも
    1. 消費電力が少ない
    2. オール電化プランを契約している
  4. 条件によっておすすめのプランは異なる
  5. まとめ

電力自由化により、誰でもさまざまな電力会社いわゆる新電力の多彩なプランを選択できるようになりました。とはいうものの「そもそも現在、どんなプランを契約しているのかわからない」という状態に陥っていませんか?
じつは、現在の契約プランは簡単に確認することができます。まずは現状を正しく把握して、よりお得なプランを探してみませんか?

契約している電気料金プランの確認方法

電気料金というのはどの会社でもいくつかのプランがあり、自由に選択できるようになっています。電気代節約のためには、現在の電気使用状況と比較して無駄のないプランを選んでいるかどうかが大事です。
「どの電気料金プランを契約しているかわからない」という人は、電力会社の検針票をチェックしてみましょう。「契約種別」と記載されている欄にプラン名が書かれているはずです。

引用:四国電力 – 電気ご使用量のお知らせ

電気料金を比べてみよう

電気料金は電力会社の公式サイトで試算することができます。たとえば、東京電力ならば、でんき家計簿「電気料金計算サービス」で、契約プランを変更した際の料金をシミュレーションすることも可能です。

まず、従量電灯B、従量電灯C、朝得プラン、夜得プランなどから契約メニューを選択します。次に現在の使用状況を反映させるために、検針票の使用料、契約アンペア数、燃料費調節、再生可能エネルギー発電促進賦課金、電化厨房住宅割引、口座振替割引などを入力して「計算」ボタンをクリックします。

すると、現在の仕様状況のままプランを変更した場合の電気料金が自動的に算出されます。もし、より安くなるようならば、契約変更するチャッンスといえるでしょう。

電力自由化で電気料金が高くなることも

いくら電力自由化といっても、安易に電力会社を変更するとかえって電気料金が高くなってしまうこともあります。次のようなケースには注意してください。

消費電力が少ない

一人暮らしなど消費電力が少ない世帯では、電気会社を乗り換えることでかえって電気料金が高くなることもめずらしくありません。そもそも、大手電力会社は小口顧客に安く電気を供給する手間と引き換えに、エリアでの独占を許されてきたのです。目安としては30A未満、ひと月の電気料金4,000円未満というのがひとつの基準となっています。

オール電化プランを契約している

23時から翌朝7時までの深夜帯の電気料金が4割以上安くなるなど、破格な内容が盛り込まれているオール電化プラン。通常のプランよりも5~10%程度はリーズナブルになっていますし、とくに新しく契約を見直す必要はない例も少なくありません。

条件によっておすすめのプランは異なる

電力自由化によって「結局、一番安くなる電気会社はどこか教えて欲しい!」という人もいるでしょう。しかし、じつは「誰にとっても最安」という電気会社は存在しません。

もし、家族の人数が多いならば、使用量が多いほどお得になる電力会社を選択すると良いでしょう。使用料が少ないならば、一律5%オフのHTBエナジーのようなところを選択するのもひとつの方法です。

まとめ

電力自由化の恩恵を受けるには、現在の電気使用状況で最も割引率が高いプランを選択するのが正解です。そのためにはまず、契約中のプランの内容について正しく理解するようにしましょう。検針票には詳しいデータの記載などもあるので、必ず手元に用意しておくようにしてください。

いずれにせよ、そもそも地域の大手電力会社ごとに料金は異なります。そのため、同じ新電力でも乗り換えがお得になったりならなかったりするというわけです。それでも、一人暮らしやオール家電ではない限り、多くの場合、プラン変更は電気代節約に大いに役立ちます。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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