中華料理店の電気代を節約するには?エアコンの空調が肝心!

中華料理店の電気代を節約するには?エアコンの空調が肝心!

目次

  1. 【中華料理店の一日の電気代の使用量】
  2. 【電気料金を今より安くする方法】
    1. ポイント①エアコンを付ける時間帯に注目
    2. ポイント②打ち水やグリーンカーテンなど自然の力を利用する
    3. 【飲食業は契約している電力会社を選ぶ必要がある】

【中華料理店の一日の電気代の使用量】

中華料理店の調理場は、飲食業の中でもかなり暑いと言われています。それは火力が影響していて、中華料理の基本である「火力」を維持するためには仕方がないことだと言われています。

しかし、厨房は良くてもお客様にその暑さを分ける必要はありませんし、むしろ対策を取るべきです。

そこで中華料理店はエアコンを強めに掛けている店舗がよく見られます。そのため、特に夏場の電気代は必要以上にかかってしまう場合があるのです。
例えば、エアコンを1日稼働させると電気代は約300円ほどかかります。
これを基準に考えると店舗内に例えば個室が10部屋あり、10台設置すると1日エアコン代だけでも3,000円は必要となります。さらに1か月で考えると×30日で90,000円となり、年間では1,080,000円となるので、無視できない金額になります。

しかし、電気料金を安く済ますことは、可能なのでしょうか?

【電気料金を今より安くする方法】

飲食業などのお店の電気料金は主に照明・エアコンで大きく左右されています。この2つをうまく使う事で電気代が大幅に下げることは可能です。ではそのポイントについて紹介します。

ポイント①エアコンを付ける時間帯に注目

営業開始前にまずエアコンを付けて空調を調節しますよね。しかし、エアコンを稼働させる時間帯に注目をしてみてください。
例えば昼の営業はやらないで、夜だけの開店で経営をしている中華料理店なら、電気の契約プランを変更しましょう。電気料金は夜の料金のほうが安い傾向にあるため、プラン変更をするだけで大幅な電気代の節約につながる可能性があるのです。

また、昼間も営業している中華料理店なら、エアコンの温度設定に注目してください。混雑時はエアコンの温度を適温にしておくべきですが、お客様がまばらな時間帯は、空席近くのエアコンの温度を若干上げておきましょう。エアコンは1度温度を上げるだけでも電気使用量の10%削減が見込めると言われています。また、エアコンのスイッチを小まめにON・OFFと切り替えている方もいますが、これは逆効果となる可能性があるので注意してください。
エアコンは、部屋を冷やす瞬間にたくさんの電力を使用しているので、小まめにONにしていると、何回も部屋を冷やし直すことになるので電気代が加算される場合があるのです。特に新しいエアコンはつけっぱなしのほうが電力を使わないケースもあるので、よく確認をしておきましょう。
また、長時間付ける場合はエアコンのフィルターが汚れてしまうので、小まめな掃除が必要となります。

ポイント②打ち水やグリーンカーテンなど自然の力を利用する

省エネを意識されている方なら、打ち水やグリーンカーテンという言葉は聞いたことがあるかと思います。夏の間、部屋の温度を上げるのは窓の近くや入り口付近です。特に入り口付近は人の出入りが多いので、より強めのエアコン設定にしているお店も多いですよね。
打ち水は地面に水をまくことで気化熱が発生し、風が出るのです。風に当たると、人の体感温度は下がるため涼しく感じるのですが、これを入り口の外に行っておくことで、エアコンの設置を強くする必要がなくなります。また、自然光が入る窓の近くにはグリーンカーテンが有効的です。グリーンカーテンは植物で日光を遮るだけでなく、植物の水分が周りの空気を冷やすため、通常のカーテンよりも涼しく感じるのです。

こういった自然の力を借りる事でも、電力の使用量を抑えることが可能です。

【飲食業は契約している電力会社を選ぶ必要がある】

飲食業では、お店の電気を契約する際に、電力会社を必ず選びます2016年4月以降は、電気の自由化が始まりその選択肢の幅が大きくなってきました。まだ多くの方が「どこの電力会社を選んでも同じであろう」「名前が有名なほうが安心」と思われていますが、実は間違った認識です。

電気料金は、選択する会社によって支払い金額が大きく異なり、この際の選択が重要になります。自分にあった会社を選択できれば電気料金の削減にもつながる可能性もあるので、しっかりと考えておきましょう。また、有名な電力会社以外は契約しないほうがいい、という認識も今の段階では間違っています。電力の自由化に伴い、送電会社の運用システムを様々な会社が契約できるようになりました。

なので、電気の質も変わりませんし、特別な工事も必要なく、大きなトラブル無しでお得な料金プランを利用できる可能性があるのです。そうであれば、飲食店はなるべくお得な電気料金プランを選択して、余分なコストは削減するべきです。
また、すでに別の会社と契約をしている方も今からでも変更することも可能です。上記で伝えたように、変更する際も大きな工事は必要なく、メーターの変更のみで新しい電力会社を使用できるようになったので、電気のコスト削減を目指している飲食業の方は、一度検討をしてみてはいかがでしょうか?

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