店舗で使っている電装看板の電気代ってどのくらいかかってる?
目次
店舗の電装看板に使われている照明
さまざまな店舗で使われている電装看板は、道行く人の視線を集め、お店の宣伝効果に一役買ってくれます。電装看板は、普通の看板に比べて照明の力を使っているので目立ちやすく、より効果的にお店のアピールができます。
オーダーメイドなどで建物に設置しなければいけないものは、工事期間が必要で施工費用も高額になりますが、店舗の入り口に立っているだけの看板なら比較的安価で手軽に取り入れることができます。
電装看板は、女性一人でも移動できるような小型の物、屋内で使う物、大型、店舗の壁面から突き出している物などいろいろな種類があります。
これから店舗へ電装看板を取り入れることを検討している人にとっては、どのような看板を選んだらいいのかいろいろな種類があってわからないことも多いですよね。
看板と言っても照明が使われているので、当然電気代もかかります。
電飾看板を検討する際に注意したいポイントは、
- どの程度の大きさにするのか
- 出し入れ可能なものにするのか
- 看板そのものの値段はいくらくらいが良いのか
- 月々の電気代はどの程度かかるのか
- 照明のデザインはどうするのか
- 照明の種類は何にするのか
といったことを整理し、ある程度目星をつけてから購入する必要があります。
使用する電球のタイプで電気代はかわる
電飾看板の費用を計算するうえで重要なのが、どのタイプの電球を選ぶのかということです。
電球の種類は大きく分けて、
- 蛍光灯タイプ
- LED電球タイプ
の2つが挙げられます。
それぞれの特徴と費用の目安を以下にご紹介します。
蛍光灯タイプ
電装看板の中でも最もポピュラーで、古くから多くの看板に使われているため、豊富なデザインの中から選ぶことができます。
変わったデザインのものを求めている場合は、蛍光灯タイプを選んだ方が良いです。
また、LED電球に比べると本体価格が安いため初期費用を抑えることができます。
本体価格が安価である一方で、電球そのものの寿命が短いところが蛍光灯タイプのデメリットです。
そのため、定期的に電球を交換する作業が必要になります。
店舗で使う看板の種類によって取り換えにかかる手間は変わってきますが、看板の一部を外して中の電球をあたら新しいものに変えるという作業を見越して購入しましょう。
電気代に関しては、看板のサイズやデザイン、使う電球の数によって変動しますが、LED電球に比べると高くなります。
LED電球タイプ
新しい種類の電装看板として近年注目を集めているのが、LED電球の看板です。蛍光灯タイプに比べると、種類は少ないものの年々増えていっています。LED電球の一番の特徴は、やはり消費電力の少なさです。
消費電力が少ないということは、電気代も少なくて済むので長期的に見て節電・電気代の節約になりますよね。また、蛍光灯タイプに比べると圧倒的に寿命が長いので、頻繁に電球を交換する必要が無く、電球交換にかかる手間が省略できるのもLED電球が好まれるポイントです。
しかし、LED電球は電球そのものの値段が高いというデメリットがあります。電気代が安く寿命が長いため、長期的に見れば省エネや電気代削減に大きな効果を発揮するものの、「初期費用がかかるため手を出しづらい」と思う人も多いです。
蛍光灯とLED電球の電気代比較例
蛍光灯とLEDでは、電気代に大きな差があるということですが、具体的にどの程度の差があるのでしょうか?
以下に、同じ大きさ・デザインの電装看板を使用した場合の電気代比較の一例をご紹介します。
使用W数 | 40W |
---|---|
月間電力消費量 | 8400W |
月間電気料金 | 163円 |
年間電気料金 | 1,956円 |
使用W数 | 16W |
---|---|
月間電力消費量 | 3360W |
月間電気料金 | 65円 |
年間電気料金 | 780円 |
比べてみると、LED電球の方が蛍光灯よりもかなり電力消費量・電気代ともにお得です。
もちろんこの部分だけで決定することは難しいですが、電装看板を選ぶ際の基準のひとつとして考えてみてください。
電気代の節約対象になりうる電装看板
電装看板は、キャンペーン中やセール期間だけに集中して使用するものを除けば、お店を営業している時間中は点灯しています。
電装看板にかかる費用を抑えるためには、看板本体の値段が低いものを選ぶか電気代が節約できるものを選ぶか、時間・日数を少なくするかという方法があります。
電装看板の電気代計算は、
電装看板の消費電力×使用台数×1日当たりの使用時間×年間使用日数×電気料金単価
で算出することができます。
この中のいずれかもしくはどれかの要素を減らすことができれば、電気料金も節約することが可能です。また、電力に自由化によって個人店も自由に電力会社を選ぶことができるようになりました。
中には電力会社を変えるだけで10%以上の電気代を節約できた事例もあります。
電力会社ごとにさまざまなメリットを打ち出しているので、「どの会社を選べば最も節約できるか。」を考えながら、電力会社を選びましょう。
電気の使用条件から、電気料金の見積もりを出してくれるサービスもあるので活用してみましょう。
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