手っ取り早く飲食店の電気代を削減する方法まとめ!

手っ取り早く飲食店の電気代を削減する方法まとめ!

目次

  1. お客様に迷惑をかけないことが大前提
  2. 飲食店の電気代を削減する方法
    1. 空調周りの見直しを行う
    2. 照明の見直し
    3. 使っていない電気は消す
    4. 電気料金の支払い先を見直そう

飲食店経営において、電気代は思っていたより高くつくケースがあると思います。とはいえ、空調の温度を調整したりして、お客様にご迷惑がかかってしまって売上が下がってしまっては元も子もありません。
この記事では、お客様に快適な環境を提供しながら手っ取り早く電気代を削減する方法についてご紹介していきたいと思います!

お客様に迷惑をかけないことが大前提

ここでご紹介する方法は、何か設備を制限する方法というのは基本的にご紹介しません。経費節約において、お客様に迷惑がかかってしまうことは一番避けたい部分だからです。
お客様は私達が考えているよりも敏感にお店の状況を読み取っています。「この店、儲かっていないんじゃないか」なんて感じ取られてしまった日には来る頻度が下がってしまう可能性があるのです。

ですので、できる限りお客様に関わらない部分で電気代を節約する必要があります。どうしてもお客様に関わるところで削減を行う場合は、そのマイナスをカバーできるくらいのサービスを用意する必要があります。
この記事で解説していくことも、皆さんのお店に当てはめた時に「本当にお客様に迷惑がかからないのか?」ということを考えてから実践してみるようにしてください!

飲食店の電気代を削減する方法

さて、以下では早速いくつかの電気代削減の方法をご紹介していきたいと思います。
どれもすぐに実践できることなので、是非参考にしてみてくださいね!

空調周りの見直しを行う

まず最初に考えたいのは特に夏場はフル稼働するであろう空調についてです。空調は電気代の中でも一番割合が大きいため、ちょっと何かを変えるだけで削減できるからです。

ご存知の方も多いとは思いますが、空調は室外機から外の空気を取り入れて、冷やしてから部屋の中に空気を入れます。また、それと同時に部屋の中の温度の高い空気を外に排出しているのです。
そして、空調の電気代が最も消費されるのは、部屋の温度を冷やして行くときです。外の温度と設定した室内の温度の差が大きければ大きいほど消費する電力は大きくなります。

ここで考えたいのは、「空調のスイッチを入れるタイミング」と「室外機の周りの温度が高くなるようになっていないか」ということです。

空調のスイッチはできるだけ涼しい時間帯に入れよう

空調のスイッチを入れるのは、昼の14時ではなく夕方18時を回ってからのほうが消費電力が少ないです。バーを経営されている方は特に、16時くらいから出てきて仕込み作業をしたりするかもしれませんが、できるだけ日が沈みかけてからスイッチを入れるのが良いでしょう。カフェを経営されている場合は逆にできるだけ朝早いタイミングで入れるほうが電気代が節約になります。

室外機の周りに物を置かないようにしよう

室外機が日にさらされてしまうのは、建物の構造上仕方のないことですが、室外機が吐き出した温かい空気が再び室外機に取り込まれないように努力することは可能です。
室外機は外から空気を取り入れる役割を持っているのですが、この外の空気の温度が高いと冷やすために大きな電力が必要となります。そのため、できるだけ室外機から吐き出された空気が跳ね返ってこないようすることで消費電力を抑えることができるのです。

駐車場が併設されている場合はできるだけ室外機の前に車が来ないように他の駐車スペースに車を誘導したりすることが重要です。

照明の見直し

次に見直しておきたいのは照明についてです。照明で気をつけたいのは、少しくらい暗くするのはOKですが、急に変更をしないことが大切です。あなたのお店に訪れているお客様は、もしかしたら店の雰囲気を気に入って来店してくれているかもしれません。急に明るくなったり、急に暗くなったりしても特に気にしないというお客様が大半でしょうが、気にされるお客様ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。

人間には、快適な明るさというものがあって、ある実験では明るさによって疲労感が増減したり、不快だと感じたりするという結果が出ています。また、従業員の生産性も明るさと密接な関係があると言われており、ホーソン実験という1900年代前半に行われた「科学的経営管理法」の研究では、明るさによって生産性が30%も違ったという数値を残しています。それほどまでに、明るさとは重要な役割を果たしているのです。

ですので、ここでは明るさを変えずに電気代を節約したいところです。そんなときはLED照明に切り替えてみましょう。

LED照明の場合は蛍光灯や白熱灯に比べて電気代は役2分の1になることもあり、寿命も長いため、初期投資は必要になりますが、長期で見た時におトクになると言われています。
もちろんここから技術が進歩して、LEDよりもすごい電球が出てくる可能性もありますが、出てきたばかりの技術は高額であることが多いでしょう。そのため、向こう5年~10年はLED電球のほうがおトクです。

弊社では、LEDの工事もご案内させていただいておりますので、是非お問い合わせください!
LED照明工事.jp

使っていない電気は消す

節電意識は従業員にも身に着けさせましょう。事務所の電気はいい例です。営業時間内では事務所の電気はほとんど利用しないと思います。このような電気代はお客様のためにもならない無駄な電気ですので、使わない部屋の電気は消すことを従業員にも意識させておきましょう。

また、もしお客様の迷惑にならないのであれば、トイレの電気もこまめに消しておくのが良いでしょう。ただ、潔癖症なお客様がいて「スイッチに触りたくない」と考えるお客様もいらっしゃるかもしれませんので、このあたりは慎重に行うようにしましょう。

電気料金の支払い先を見直そう

電力自由化に伴い、必ずしも地域によって1つの電力会社から供給される電気に依存しなくても良いという状況になってきました。個人では、@niftyでんきのような電気サービスがありますが、法人や飲食店でも電力自由化が可能です。

弊社でご案内させていただいているJPでんきもその一つで、公式HP上で簡単にシミュレーションすることも可能ですので、是非活用してどれくらい電気代が削減できるかについてチェックしてみてくださいね!

JPでんき

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