ダイニングバー飲食業経営で分かる一ケ月の電気代

ダイニングバー飲食業経営で分かる一ケ月の電気代

目次

  1. 一般家庭と飲食業のダイニングバーの電気代はいくら違う?
  2. 冷蔵庫とエアコンの電気代を節約するには
  3. 飲食業の電気代節約は新電力会社への切り替えで

一般家庭と飲食業のダイニングバーの電気代はいくら違う?

飲食業の中でも、大手のチェーン店だけではなく個人経営も多いダイニングバー。食事に加え豊富なお酒やおしゃれで落ち着く空間を提供するダイニングバーを経営する中で、特に気になる電気代について説明していきます。
冷暖房や照明、冷蔵庫や冷凍庫に電子レンジなど飲食店を経営する中で電気代は大切な経費の一つです。電気代はお店の規模や設備によっても大幅に値段が異なってきますが、だからこそ節約しやすい光熱費のひとつでもあります。

一般家庭の電気代も家の広さや家族の人数で前後します。例えば一人暮らしだと夏や冬は月5000〜8000円程度、春や秋だと月2000〜4000円程度が平均になり、4人世帯だと年間を通しての平均が月12,000円ほどになります。ペットがいる家庭では、夏や冬は24時間で冷暖房をいれることになるので2万を超える月も多くなると思いますし、オール電化だとさらに電気代は高くなります。

ダイニングバーは規模によって電気代が大幅に変わってくる業種でもあるので平均的な電気代を出すことは難しいのですが、20席ほどのダイニングバーで月35,000〜50,000円程度、夏や冬になると月75,000〜10,0000円ほどになることもあるようです。基本的には一般家庭と比べるとやはり倍以上高くなってしまうことが多くなります。

飲食業では家庭用の冷蔵庫やエアコンでは役不足になってしまうので、業務用電気製品を選ぶ経営者が多いかと思います。業務用電気製品には大きく分け、三相200Vと単相100Vの2種類のコンセントの形状があります。 単相100Vは一般家庭で使われているコンセントで、小型や中型の業務用電気製品にも単相100Vのものが多くあります。

三相200Vはコンセントの形状が単相100Vとは違うため、専用のコンセントがない場合は工事が必要になりますが、ランニングコストを考えると三相200Vのほうが節電できます。

冷蔵庫とエアコンの電気代を節約するには

飲食業では必需品ですが電気代が高くなってしまう大元、冷蔵庫とエアコンの電気代に頭を悩ませている方も多いかと思います。冷蔵庫とエアコンをうまく使い、電気代を節約していきましょう。

まず冷蔵庫ですが、容量が342Lの冷蔵庫だと年間消費電力量は1080kWh、年間電気代は29,000円程になり、容量が1244Lの冷蔵庫では年間消費電力量は1530kWh、年間電気代は41,500円程というように、冷蔵庫の大きさだけでも電気代はまったく違ってきます。

お店の席数、回転率などを考え大きすぎない冷蔵庫を選ぶことも大切です。そして日々の節電が特に大切になってきます。内部の温度を上昇させないために、冷蔵庫の開閉回数と開けている時間を最小限にとどめる、冷蔵庫の内容物や季節に応じて温度調整をこまめにする、冷蔵庫の動きを悪くしないためにフィルターやコンデンサーの清掃に気を使う、冷凍庫に霜がついていないか、扉のパッキンが劣化していないかのメンテナンスもこまめに行うことで日々の消費電力を削減することができます。

次にエアコンです。飲食業では春や秋を問わずほぼ年中使うことが多いですが、お店によっては夏のみ、冬のみ、夏と冬のみといったようにエアコンの稼働率も変わってきます。エアコンの稼働率やお店の広さによって業務用エアコンが合う場合と家庭用エアコンが合う場合があります。小規模のお店でドアの開閉数が少なく、あまり冷暖房を使わないといったお店は単相の家庭用エアコンほうが電気代が安い場合があり、エアコンの稼働率が高くドアの開閉数が多い場合は、小さめのお店であっても業務用エアコンのほうが電気代が安くなる場合もあります。エアコンは設定温度に近づくほどに消費電力が少なくなり、稼働し始めが一番消費電力が多くなるため、消したりつけたりするよりもつけっぱなしにしている方が電気代を節約できます。室外の温度との差が大きくなるほど消費電力が多くなるので定期的な温度調節をしましょう。

また、エアコンのフィルターには埃がたまりやすく埃が邪魔をして消費電力が多くなってしまうため、フィルター掃除をこまめにするように心がけましょう。

飲食業の電気代節約は新電力会社への切り替えで

2016年4月から、一般家庭や小規模事業所の電力自由化がスタートし、電力会社を選ぶことによってさらに電気代が節約できるようになりました。今まではエリアごとに電力会社が決まっておりその会社の中のプランを選択し契約というような形でしたが、電力自由化により様々な電力会社の中から料金プランを選択することができる形へと変わり、電力会社の選択によって電気代も変わってくるようになりました。
電力一本で勝負する会社もあれば、ガス代や携帯電話の料金などとセットにして売る会社や、夜間の電気使用料金を下げていたり、ポイント制やキャッシュバックなどのサービスで売り出す会社など、様々な戦略を行う会社があります。飲食業では電気代の負担が大きいため、契約する会社とプランをしっかりと考えることで電気代を節約することができます。

特にダイニングバーは規模も経営形態も多様なため、電力会社を見直し、自分の店にあった新電力会社へ切り替えることで大幅に電気代を節約できる可能性があります。今契約している会社から切り替える際、違約金が発生したり思っていたよりも電気代が割高になってしまったなどのデメリットもあるため、今の契約内容を確認し理解した上で、他の会社としっかりと比較をすることが大切になります。

例えばこちらのハルエネ電気では、現在契約している電力会社や契約形態などを記入することで料金のシュミレーションを行うことができます。一度試してみてはいかがでしょうか。

ハルエネでんき https://www.haluene.co.jp

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