店舗の固定電話は光回線とアナログ回線、どちらが良い?
目次
固定電話の種類には光回線とアナログ回線、2種類あります。しかし、店舗の固定電話としてはどちらがよいのでしょう?また、どのように選べば良いのか、その点も気になるところです。
その答えを知るには、光回線とアナログ回線のメリットやデメリットについて、学ぶことが欠かせません。なぜなら、メリットやデメリットを知ることで、初めて「自分の店舗に合うスタイルとは何か?」検討できるからです。
店舗の電話は光回線とアナログ回線どちらが良い?それぞれのメリット
まず、光回線とアナログ回線、それぞれのメリットを見てみましょう。
光回線のメリット
アナログ回線と比べて料金が安いことが挙げられます。
一般的にアナログ回線の場合、基本料金は1,600円ほどといわれていますが、光回線ですと500円ほど。何と光回線の電話は、アナログ回線の半額以下なのです。
また、通話料金も安く、今まで利用していた電話番号を引き継ぐことも可能。さらに、光回線の良さを生かし、高音質な通話が可能ともいわれているのです。コストパフォーマンスも良く、質の良い通話が可能…とメリットが多いのは光回線といえますね。
アナログ回線のメリット
続いて、アナログ回線のメリットを見てみます。
- 回線を変えても番号を使える
- 災害時でも電話が使える
災害時でも電話が使えるのは、大きな強みでしょう。災害時は、連絡を取るだけでなく情報を得るために端末を使うことも多々。できるだけ端末の電池は残しておきたいものです。そうした災害時、アナログ回線なら電池を気にすることなく連絡を取ることができます。
忘れてはいけないデメリット
デメリットについても知っておきましょう。
光回線のデメリット
一部ですが、特殊な番号に接続できなくなります。
災害用伝言ダイヤル171や救急車を呼ぶ119など生活に密着した番号は基本的に使えるのですが、伝言ダイヤル0170や公専接続0910は使えません。とはいえ、0170や0910は日常使う番号ではないですので、あまり気にしなくてよいでしょう。また、停電時の利用はできません。光回線をもとに電話を利用するには特殊な装置を使うのですが、そこに電源を要します。そのため、停電になると光回線を利用した電話は使えなくなってしまうのです。
アナログ回線のデメリット
とかく高額になりやすい点でしょう。アナログ回線は、1回線1通話が基本となるため、回線を増やすと費用は高額になるのです。
たとえば従業員の多い店舗では、同時に通話することも増えますよね。それを踏まえて考えてみましょう。
ひかり電話の場合、1回線で最大300通話分 ほどまで契約できるため、安価です。しかし、アナログ回線で、同様に300通話分の回線を確保するとどうでしょう。1回線×300となり、莫大なコストになってしまいます。
光回線を契約するのが正解?アナログ回線は不要?
これからの時代を考えると、顧客に喜ばれるのはWi-Fiが使える店舗。
そのWi-Fiを設置するには光回線を引く必要がありますし、もし光回線を契約するなら、合わせて使えるひかり電話を選ぶほうがよいでしょう。使い勝手もよく、何より基本料金が安いです。従業員数の多い店舗でもコストをかけずに、電話が使えるようになりますね。
また、日本は災害大国で、いつ何が起こるか分かりません。その点を考慮し、万が一の連絡用にアナログ回線をいくつか確保しておくのもよいでしょう。
店舗のスタイルを見極め、その上で総合的に判断する
光回線とアナログ回線、それぞれに存在するメリットやデメリット。それを知った上で、自分の店舗はどのような形態か、これからどう拡大するつもりなのか、スタイルを見極めます。その後、店舗に合う電話回線を総合的に判断して、導入するとよいでしょう。
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