店舗にWi-Fiを設置する方法まとめ

店舗にWi-Fiを設置する方法まとめ

目次

  1. 店舗にWi-Fiを設置する方法は?
    1. ①無線LANルーターを設置する
    2. ②オフィス用Wi-Fiサービスを契約する
  2. タダ乗りされないための工夫をしよう
  3. セキュリティには気を使おう
  4. 店舗にWi-Fiを導入しよう

近年、スマートフォンを持つ人が当たり前になってきています。さらに、スマートフォンを利用する多くの人は、通話ではなく通信手段を用いて、WEBページを閲覧したり、動画コンテンツを楽しんだりといった使い方をしています。

他方、通信料金がかなり高額のため、少しでもこの通信料金を節約しようとして、Wi-Fiサービスを提供しているお店を選択するようになっているのです。

こうした社会のニーズから、店舗にWi-Fiを設置すると集客に繋がったり、滞在時間が増えたり、といったメリットが多数挙げられます。こうしたことから、店舗にWi-Fiを設置することを検討している方もいるのではないでしょうか。

今回は、店舗でWi-Fiサービスを提供するためにはどうしたらよいのか、どのような手段があるのかを中心にお伝えしていきます。

店舗にWi-Fiを設置する方法は?

店舗にWi-Fiを設置する方法としては、①無線LANルーターを設置する方法、②ギガらくWi-Fiなどオフィス用Wi-Fiサービスを契約する方法が挙げられます。

①無線LANルーターを設置する

店舗に無線LANルーターを設置するだけで、簡単にWi-Fiサービスを提供することが可能になっています。

まず、インターネット回線を確認してみましょう。店舗運営だけの場合はADSLなどの低速のインターネット回線契約でも問題ありませんが、顧客に提供するWi-Fiサービスの場合は、高速通信が可能な光回線の契約が必須になります。

なぜなら、光回線は高速通信が実現されるため、複数のユーザーが同時に接続しても、ストレスなく通信できるからです。ストレスがあると、Wi-Fiサービスを受ける価値がないと判断されてしまい、ユーザーの足が遠のいてしまう危険があります。そのため、まずは光回線を設置しましょう。

次に、無線LANルーターを設置します。設置するWi-Fiは、いわゆる自宅でも利用するような市販のものでも可能です。無線LANルーターの機能については、年々改善されてきています。たとえばBUFFALO社の製品である「WTR-M2133HP」といった最新の無線LANルーターならば、20台程度まで同時接続することができるようになっているのです。

店舗の座席数やWi-Fiサービスを利用する顧客数によって異なるかもしれません。しかし、もともと光回線を店舗で契約しているような場合は、無線LANルーターを設置するだけでWi-Fiサービスを提供できるようになります。

②オフィス用Wi-Fiサービスを契約する

無線LANルーターは、多人数が同時接続できるくらい機能が充実してきています。もっとも、Wi-Fiサービスを利用する顧客数がルーター可能数以上を見込めるような場合は、オフィス用のWi-Fiサービスを契約する方法を検討しましょう。

たとえば、フレッツの「ギガらくWi-Fi」などになります。こうしたサービスを利用すると、店舗にWi-Fiアクセスポイント装置を設置するだけで完了します。アクセスポイント装置1台につき50台まで接続することができるといった、多くのユーザーの同時接続が可能になっているのです。

さらに、この「ギガらくWi-Fi」を利用する場合、Wi-Fiの接続画面を設定することができるというメリットがあります。個の接続画面において、新商品をお客様にアピールしたり、キャンペーン情報を伝えたりすることが可能になっているのです。

Wi-Fiに接続するために、画面を見て作業するのは誰しも行います。そのため、自然に広告を見てもらうことができるのです。こうしたことから、自社サービスなどをアピールするツールともなり得るため、追加オーダーが期待できるかもしれません。

また、VPNなどのセキュリティ面でも市販のルーターに比べて安全性が高いことも特徴です。

タダ乗りされないための工夫をしよう

Wi-Fiサービスを提供するのは、あくまで店舗に来てもらうためのツールです。ユーザーのために電波を強くしたために、店舗内でない近隣でもWi-Fiサービスが利用できてしまうこともあります。

具体的には、住宅地にお店を構えている場合などは、Wi-Fiが付近の住民にまで届いてしまうなどといった場合です。このような場合、パスワードが分かっていれば、店舗に行く必要がなく、Wi-Fiサービスだけを利用されてしまうといった不利益が生じるおそれがあります。

これを避けるためには、Wi-Fiサービスを利用するために必要なパスワードを頻繁に変更するなどの対策が必要となるのです。

セキュリティには気を使おう

いわゆる公衆無線LANなどのサービスを利用している際に、セキュリティに問題があるとスマートフォンに表示されているのを目にしたことがあるかもしれません。

これは、同一LAN環境の通信は、悪意を持ったユーザーがいれば盗聴されてしまう危険が高いことを意味しているのです。

特にお店の運営するために用いているパソコンについても、インターネット回線を利用するのが一般的でしょう。このとき、顧客が利用するWi-Fiと同じネットワークにしている場合、売り上げなど店舗運営に関する重要な情報などが漏れてしまうおそれがあることを認識する必要があります。

こうした情報漏洩などのリスクを防止するためには、VPN通信やファイアウォールのようなセキュリティを導入するなどの対策が必要となるのです。

店舗にWi-Fiを導入しよう

スターバックスコーヒーは、いち早くWi-Fiサービスを店舗で提供しています。結果的に、連日パソコンを利用するユーザーがいるなど、常に顧客がいる人気店が多くみられるのではないでしょうか。

このように、Wi-Fiサービスを提供している店舗は多くないため、お店選びのひとつの基準にもなっているほどです。

そのため、店舗にWi-Fiを導入することは、競合店舗よりも有利に立つといえます。無線LANルーターを設置するだけで導入できる場合もありますので、ぜひWi-Fiサービスを検討してみることがおすすめです。

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