Googleからペナルティを受けるブラックハットなMEOとは?

Googleからペナルティを受けるブラックハットなMEOとは?

目次

  1. Google社から受けるペナルティとは
  2. ペナルティのリスクが高い間違ったMEO対策
    1. ①偽の口コミを投稿する
    2. ②被リンクを購入する
    3. ③ユーザーの閲覧の妨げとなるような過度な強調や奇抜なコンテンツ
  3. ホワイトな運用を心がけよう

GoogleMapは多くのユーザーが利用している地図サービスです。スマートフォンの普及により、GoogleMapアプリなどを利用して行きたいお店を判別するようにもなってきています。こうしたことから、GoogleMapは、絶大な集客力を誇るといえるため、少しでも検索結果の上位に表示されるためにMEOに取り組むお店のオーナーも多いのではないでしょうか。

しかし、MEO対策を一歩間違えばGoogle社からペナルティを受けることもあります。ペナルティの代表的なものは、検索結果に表示されなくなってしまうことです。多くの人が利用するサービスに自分のお店が表示されなくなってしまうと、それだけで集客力が落ちてしまいます。今回は、どのようなケースでGoogleからペナルティを受けるのか、間違ったMEOとはどのようなものかという点を解説していきます。

Google社から受けるペナルティとは

Google社は、独自のアルゴリズムによって検索結果に表示する順位を決めています。お金を払って広告として検索順位を上げるような施策は取っておらず、こうした広告は、リスティング広告として表示されているのが特徴です。

逆にGoogleは検索ユーザーにとって真に役に立つ情報を上位の表示させます。そのために、検索ユーザーの動向を細かくチェックしたりしているのです。具体的には「どれくらいページが見られているか」「ユーザーがすぐに離脱して違った方法で検索していないか」「他の紹介からどのように紹介されているか」みたいなことをチェックして、常に「このページの品質は高いのか?」という検証を行っています。

このようなアルゴリズムは、Google社が、公共性を維持するために採用しています。そのため、このアルゴリズムを逆手に取って活用しようとするWEBマスターやビジネスオーナーにペナルティに課すという施策を実施しています。課せられるペナルティとして、具体的には、アカウントが停止されること、検索結果から削除されてしまうことなどが挙げられます。場合によっては法的措置も取られることがあるのです。

アルゴリズムを逆手にとった施策というのは、例えば自分で考えたレビューを「お客様の声」として掲載したり、外部サイトからリンクを購入してあたかも良い評価がされているかのようにGoogleを騙したり……。というユーザーやGoogleを騙すような行為です。こういった施策は専門筋ではブラックハットと呼ばれています。

ペナルティのリスクが高い間違ったMEO対策

それでは、ペナルティを受けてしまう可能性が高い、間違ったMEO対策は、具体的にどのようなものなのでしょうか。

一般的には、以下が挙げられます。

  1. 偽の口コミを投稿する
  2. 被リンクを購入する
  3. ユーザーの閲覧の妨げとなるような過度な強調や奇抜なコンテンツ

①偽の口コミを投稿する

いわゆる口コミ業者によい口コミを投稿してもらう方法があります。このような業者に依頼して口コミを投稿してもらうことは、口コミ数の急増だけでなく、よい口コミばかりで不自然であること、などからGoogle社に不審がられます。また、これまで一切投稿していなかったユーザーばかりから口コミが集まるのはおかしいとして、発覚します。こうした偽の口コミをGoogle社はガイドラインによって禁止していますので、ペナルティを受けることになってしまうのです。

付け加えておくと、確実にペナルティを受けることになります。Googleは世界中のWEBページをGoogle社が誇る世界トップクラスのエンジニア達の知力を結集してつくられたロボットが24時間365日監視しているからです。「うちは規模が小さいからバレない」などということは通用しないのです。

②被リンクを購入する

他のサイトからリンクされているお店、いわゆる被リンクが多いお店は、「評価されている」とGoogleは見なします。そのため、被リンクが多いと検索結果について、上位に表示されやすくなるのです。しかし、そのリンクが不自然な場合は、「検索結果を操作しようとしている」と見なされてペナルティ対象になってしまいます。

実際にMEOやSEOを提供する会社の中には、こういった外部リンクを販売する会社が存在します。しかし、Googleはこれを禁止していますから、絶対に手を出さないようにしましょう。

③ユーザーの閲覧の妨げとなるような過度な強調や奇抜なコンテンツ

例えば店名に「焼き鳥食べ放題500円!○○新宿店」のように、Google社が推奨するものとは異なるコンテンツを入れることは、ペナルティ対象になっています。店名は店名なのですから、「●●新宿店」としか入力してはいけません。

Google社は、広告コンテンツをきちんと区別していますし、ステルスマーケティングを禁止しているからです。

ホワイトな運用を心がけよう

MEO対策を代行してくれる業者も、このような悪質な手段を用いた対策、いわゆるブラックハットな手法を用いる会社が存在します。

コンサルタントを受けるときには、何となくいい手段のように思うかもしれません。結果的に、上位に表示される場合もあります。しかし、上位に表示されたとしても、その上位表示は長期間続くことはないでしょう。Google社からペナルティを受けてしまうと場合によってはGoogleアカウントを利用できなくなるといった大きな損害に繋がってしまいます。

こうしたことから、プロが行う対策だから大丈夫と思うのは得策ではありません。Google社は、GoogleMapについて公益性を重視しています。そのため、ご自身のMEO対策を実施するときには、「そのMEO対策を行って、本当にユーザーは喜ぶのか」ということを第一に考えることが重要だといえるのです。

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